那須川天心

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格闘家・那須川天心が18日、格闘技イベント『Yogibo presents THE MATCH 2022』(19日/東京ドーム)の前日会見に臨み、7年の歳月を経て実現したK-1のエース・武尊との"世紀の一戦”にかける思いを口にした。

格闘ファンのみならず、日本中から対戦が熱望された夢の対決が、あすに迫った。今の心境を訊かれて「ホッとしています」と率直に語った、天心。「僕は、あす、キックボクシング人生でやってきたことを全て出し切って、しっかりと勝ちたいと思っているので、皆さん、注目しておいてください」と挨拶した。

そして、勝利をもぎとる自信があると言う。「全てにおいてイメージが出来ています。そんな風に自分でキッチリと見えるんです。今は本当に緊張もないし、ワクワク感しかない。ここ1、2週間は、ずっと研ぎ澄まされていて、これで俺が負けたら、しゃあないと思えるほどです。何パターンも技を用意している。あすは、那須川天心として、やり切りたい」と強い思いを口にした。


さらに、これまで戦ってきた自身の経験と比べて「ここまで、研ぎ澄まされた感覚は、久々なんです。それは、ずっと追われていた、迎え撃つような感じで試合をしてきたので、なんか、勝っても嬉しくないときもありました。今回のように気持ちが変わったのは、久々。俺の中の人生の決着、そういうものが芽生える瞬間になると思います」と独特の感覚を表現していた。


▼ 前日会見に臨んだ、那須川天心


武尊


▼ 公開計量は、那須川が57・95キロ、武尊は、58・0キロでクリアした


▼ 計量後20秒間ほど、にらみ合いを繰り広げた


▼ 天心は、明日の試合を控え「こんなにワクワクするのは、久々」と返した


武尊は今の心境について「無」と返した