中国軍艦、龍飛崎沖を北東進 その後は津軽海峡を通過 海上自衛隊が警戒監視
昨日16日(木)朝のことです。
6月12、13日に長崎県沖で確認されたものと同一
中国海軍のドンディアオ級情報収集艦(画像:統合幕僚監部)。
防衛省・統合幕僚監部は、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻およびフチ級補給艦1隻が昨日2022年6月16日(木)午前9時頃、青森県の龍飛崎の南西約130kmの海域を北東進したと発表しました。同艦はその後、津軽海峡を東進したとのことです。
なお同海峡の中央部分は国際法上、どこの国にも属さない海域である「公海」に位置付けられています。
今回の中国軍艦の動向に対し海上自衛隊は、青森県の大湊警備隊に所属する多用途支援艦「すおう」と、同じく八戸航空基地に所在する第2航空群所属のP-3C哨戒機で、情報収集や警戒監視を行ったとしています。
また同一の中国軍艦は、去る6月12日(日)と13日(月)にも長崎県の対馬の南西海域および福江島の西方海域でそれぞれ確認され、その後、日本海へ向けて航行したとのことです。