「ウサギ耳」のエンブレムも新登場。

X・Lをベースに「懐かしいデザイン」


スズキ「アルトラパンLC」(画像:スズキ)。

 スズキは2022年6月17日(金)、軽乗用車「アルトラパン」の新グレード「アルトラパン LC」を発売しました。同時に「アルトラパン」の既存グレードでも一部仕様変更が行われます。

「アルトラパン」は「アルト」をベースに新開発され、2002(平成14)年にデビュー。現行車は2015年発売の3代目で、X・L・Gの3グレードが展開されています。

 今回発売の「LC」は、XとLがベースで、スズキいわく「どこか懐かしさを感じるデザイン」。フロントグリルとヘッドランプ、バックドアのメッキガーニッシュが施された特別仕様になっています。特にフロントグリルは既存車とは大きく異なり、ヘッドランプから独立し、丸みを帯びたフォルムが特徴です。

 さらに、バックドアには、ラパンの標準仕様車では珍しい、特別エンブレムを装着しています。エンブレムは「LC Lapin」と標記され、ウサギの長い耳が伸びたようなデザインとなっています。

 内装も「落ち着きのある空間」に。レザー調とファブリックシートが施され、ハンドルは本革巻。2トーンルーフ仕様車には「アーバンブラウン」のルーフ色が展開されます。

 既存車の仕様変更では、LとXでヘッドランプをLED化。USB電源ソケットや夜間対応のディアルカメラブレーキサポートを全車標準装備に。Xはメッキフロントグリルとなります。また、新色として「トラッドカーキメタリック」「テラコッタピンクメタリック」が追加され、2トーンルーフ仕様車には「ソフトベージュ」のルーフ色が設定されます。

 価格は「ラパンLC」が140万9100円〜164万6700円(別途エコカー減税あり)。駆動は2WD・4WDの2種類で、全てCVT車です。