JR線の回数券、いよいよ全廃近い? JR東海と四国が廃止発表 残る地域は?
まだ残っている地域は…?
相次ぎ廃止発表の「回数券」
JR線の「普通回数券」が相次ぎ発売を終了します。2022年4月に発表したJR東日本に続く形で、6月10日にはJR東海が、16日にはJR四国が廃止を発表。3社はいずれも9月30日までの発売です。
JR東海の313系電車(画像:写真AC)。
JR東海は「お客様のご利用状況を踏まえ」、JR四国は「お客様のご利用状況や弊社を取り巻く経営環境の変化を踏まえ」としています。
なお、これに先立ち2021年にはJR九州が全域で、JR西日本がICOCAエリアで普通回数券の発売を終了しており、残るはJR北海道と、JR西日本の一部エリアのみということになります。JR北海道は2022年6月16日の段階で、回数券の廃止は予定していないと回答しました。
なお、JR西日本やJR東日本は回数券廃止の代替として、「ICOCA」や「Suica」のポイントサービスを拡充する施策を打ち出しています。