森田が事務所で飼うネコ「会長」は写真集をリリースするほどの人気者だ

「家族ではないやん。ネコは、ネコなんです」

 さらば青春の光森田哲矢が発したこの言葉が、波紋を呼んでいる。これは、5月28日に放送された『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の中で飛び出したものだ。

 自身が代表を務める事務所で「会長」「専務」という2匹のネコを飼っている森田。自宅ではなく、ずっと事務所で飼っていることを、MCの明石家さんまに「普通なら家に連れ帰る」と指摘され、「ちゃんとエサ、あげてます」と返答。さらに今田耕司から「『エサ』言うてるやん」とツッコミを入れられ、返したのが冒頭の言葉だ。

「今田さんの言うように、今は獣医師でもペットの食事を『エサ』とは呼びません。飼い主さんによっては『うちの子のご飯をエサだなんて!』と、トラブルになる可能性があるからです。これだけペットが家族の一員として認知されている時代に、愛猫家で知られる森田さんの『ネコはネコ』発言は、ちょっと驚きを持って受け止められたようです」(ペット誌編集者)

 実際、この発言を受けて、SNS上では森田への批判的な声が寄せられた。

《森田にとってそうならそれでいいが、私にとっては大事な家族なので》

《猫好きの敵やな》

《冗談だと思っても、思っても思えないほど悲しくなってしまった》

 その一方で、この発言に理解を示す意見も多い。

《さらば森田の「猫は猫」って、生き物飼う上では重要な心がけ。人同様に扱うと不幸になる。》

《それはそれで良いと思うよ》

《ねこはねこに関して本当に会長と専務を愛している森田さんだから出てくるっていうか》

「『ネコはネコ』という考え方は意外と大事で、あまりに人間同様の家族扱いをするあまり、ネコにとって快適な生活かどうかが後回しになってしまう飼い主さんもいます。

 森田さんの場合も、たとえばネコは自分のテリトリーから連れ出されるのを嫌いますので、毎日、家に連れ帰るのはストレスでしかない場合もあります。今回の発言は自身の飼っているネコのことを考えた、むしろ思いやりのあるものとも受け取れます」(前出・ペット誌編集者)

 ネコはネコ。家族ではなくそれ以上! 愛猫家の森田はそう言いたかったのだろう。