ジョッタの先制点をアシストした前田。(C)Getty Images

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 5月1に開催されたスコットランド・リーグ第35節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティック(勝点85)は、2位の宿敵レンジャーズ(同79)とホームで対戦。白熱のオールドファーム・ダービーは1-1のドローに終った。

 古橋亨梧がCF、前田大然が左ウイング、旗手怜央が左インサイドハーフで先発、井手口陽介がベンチ外となったこの試合で、貴重な先制点をアシストしたのが前田だ。

 21分、左サイドでボールを受けると、ペナルティエリア内に持ち込み、左足で鋭いクロス。これをジョッタが右足でねじ込んだ。

【動画】「素晴らしいプレーだ」鋭いクロスで先制点をお膳立て!前田の絶妙アシストをチェック
 英公共放送『BBC』は、速報記事で「マエダが燃え上がる」と伝え、日本代表アタッカーのアシストを次のように称賛した。

「マエダが素晴らしいプレーをした。セルティックのウインガーは、左サイドからペナルティエリアに突入し、彼のクロスが、DFのボルナ・バリシッチよりもはるかに速く反応したジョッタによって押し込まれた」

 また『BBC Scotland』のトム・イングリッシュ記者も、古橋、ジョッタとともに前田を「傑出している」と感嘆している。

 その後の決定機を決められなかったのは課題だが、それでも38番は輝きを放った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部