踏切待たなくて済みそうです!

駅ビルにはカフェが入居


東急目黒線の3000系電車(2021年10月、大藤碩哉撮影)。

 東急電鉄は2022年2月26日(土)、目黒線 奥沢駅(東京都世田谷区)の新駅舎と、そこと駅ビルをつなぐ連絡デッキの供用を開始します。新駅舎は地上2階建て、駅ビルは地上3階建てです。なお駅ビルにはカフェが入居予定で、開業は2022年度上期からが予定されています。

 同駅は現在、上下線で改札口が分離されており、駅舎も分離されています。デッキは上下線をつなぎ、またひとつの駅としての一体感や統一感を感じられるよう、内装などは新駅舎と同一の素材が用いられます。なお、デッキは改札外で南北をつなぐといい、踏切を渡らなくて済むようになるなど、街の回遊性向上にも寄与します。

 奥沢駅は3月12日(土)のダイヤ改正にあわせ、通過線と新たな上りホームの供用を開始。朝ラッシュピーク前の一部急行列車の速達性と利便性向上を図ります。さらに、4月上旬から順次開始される電車の8両編成化に向け、ホームの全範囲に屋根が整備されます。