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 インドの屋台グルメを紹介するYouTube動画「今日ヤバイ奴に会った」。登録者数67万人(2022年2月4日時点)の人気チャンネルで、「観たことある!」と言う人もけっこういるのではないでしょうか?

 インドのディープな屋台メシをじっくり撮影し、独特の雰囲気の字幕が人気を博しています。この「今日ヤバイ奴に会った」から、インド屋台の味を再現できるカレーの素「さっ」と、塩マサラの「ふぁ」が誕生! 動画を観たことのある人はおわかりでしょうが、この「さっ」と「ふぁ」という言葉は、屋台のおじさんが調理中にスパイスなどを加える時に登場する字幕が元になっています。

 このカレーの素、なんと鶏肉と水(または牛乳)さえあれば、だれでも簡単に本場の味が再現できる優れた調味料なのです。

カレーの素「さっ」850円(税込)

「さっ」は一瓶で約12人前のカレーが作れて、1人前70円ほどとコストパフォーマンスも素晴らしい。スパイス系の料理は火の入れ方や入れる順番、配合などによっても味にばらつきが出やすいものですが、このカレーの素を使えば何のコツもいりません。個人的には日本の一般的なカレールゥより、手間がかからないと感じました。

 原材料はオニオンパウダー、トマトパウダー、岩塩、ターメリックパウダー、クミンパウダー、クローブパウダー、カルダモンパウダーなど。すべてスパイスのみで構成されているので、市販カレールウのカロリーや添加物が気になるという人にもオススメです。では早速、使ってみましょう!

謎のスパイス「さっ」でインド屋台の味を再現してみた!

 まずはカレーの素に付属している「バターチキンカレー」のレシピを参考に作ってみました。2皿分を作る場合はバターに鶏肉200g、カレーの素小さじ4杯、牛乳60mlだけでOK。

 バターを敷いたフライパンで鶏肉に火を入れながら、スパイスも一緒に炒め合わせていきます。全体に火が通ってきたところに、牛乳を投入!

 今回はレシピ通りに牛乳で作りましたが、ヨーグルトを加えると酸味が効いてより爽やかになり、生クリームで作るとこってり濃厚な味になります。この辺はお好みで調整できるのがうれしいですね。

完成!

 鶏肉に火が通れば完成なので、夕飯づくりに時間を割けない日でもあっとう間に作れました。味はあっさり系のバターチキンカレー。香ばしく、ときおり甘いスパイスの香りが鼻腔を抜け、時短調理とは思えないくらい本格的な味です。

鶏肉を挽肉に、牛乳を水に変えるだけでキーマカレーの出来上がり!

 もちろん、バターチキンカレー以外にも活用できます。例えばキーマカレーを作る場合は、ビーフやチキンなど好みの挽肉を用意し、水60mlで作ります。

 同じカレーの素を使っていても、キーマカレーのレシピの方がよりスパイスを舌と鼻で感じられます。スパイシーなのにあっさりしていて、塩気もちょうど良し。長粒米との相性もバツグンです。きっとインドの家庭では普段、こういうカレーを食べているのだろうなと想像できる味わいでした。

 日本のインド料理レストランでは、こってりとした味付けにしている店が多いですが、このカレーの素で作ったカレーは毎日食べたくなる味。しかも食材を変えるだけで、何通りものカレーが自在に作れる汎用性の高さもお見事です。

たった一振りで屋台の味になる「ふぁ」もゲット!

塩マサラ「ふぁ」600円(税込)

 もっと手軽にインド屋台の味を手に入れたい! むしろ常に肌身離さず携帯しておきたい! そんなマサラマニアの人は、塩マサラ「ふぁ」もお試しください。

 炒飯やフライドポテト、焼きそばなどに振りかければ、あっという間に屋台の味に。キリッとした岩塩にチリパウダーやターメリック、シナモン、グローブ、さらにフェネグリークやライムパウダーも合わせています。酒のおつまみにこのまま舐めたくなるくらい、これだけで美味!

 料理の下味に使うこともできますが、すでに完成した料理やコンビニフードにかけるだけでも立派な味変になります。マヨネーズは「ふぁ」と相性の良い調味料の一つなので、ツナマヨおにぎりやタマゴサンドに一振り。

 芋類との相性も良いので、フライドポテトの他、さつまいもや長芋にかけるのもおすすめ。スパイス香るヘルシーなおつまみが完成します。

 揚げ物との相性も申し分なし! チキンカツやからあげなどにかけだすと、あれもこれも試してみたくなる中毒性があり、ついつい食べすぎてしまいそう。

 この「ふぁ」と「さっ」は『マサラ屋さん』公式オンラインショップで購入可能。別途送料600円で全国に届けてもらえます。おうちカレーの新たな選択として、ぜひ参考にしてみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

マサラ屋さん

https://masala.base.shop/