【調理器具別】ししゃもの焼き方を伝授!フライパン・グリル・トースターで

【フライパン】ししゃもの焼き方

用意するもの

・ししゃも……4本
・クッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)

※フライパン調理が可能なクッキングシートをお使いください。フライパン用ホイル(片面がシリコーン加工されているもの)があれば、こびりつく心配がなく、安全に調理ができます。クッキングシートやフライパン用ホイルがなければ、サラダ油を用意しましょう。

手順

1. フライパンにクッキングシートを敷く

フライパンを火にかける前に、フライパンの大きさにあわせて切ったクッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)を敷きます。クッキングシートがなければ、サラダ油を薄く伸ばします。

2. ししゃもを並べる

間隔をあけてししゃもを並べます。

3. 弱めの中火で両面を焼く

弱めの中火で片面をじっくり焼きます。ししゃもから出てくる水分が飛び、ししゃもの表面が乾いてきたら裏返し、焼き色がつくまで焼きます。裏返しにくい場合は、身がはがれないように、しっぽからゆっくり持ち上げるようにして返します。

焼き時間の目安

焼き時間は両面で10分前後が目安です。裏返してからは焼けるのが早いです。ししゃもの大きさや火力によって焼き時間が異なるので、様子を見ながら調整しくてください。ただし、頻繁にししゃもを返すと身が崩れてしまうので、なるべく触らないようにしましょう。

注意点

お使いのクッキングシートの使用法に従って調理してください。一般的なクッキングシートは250℃で20分以上の使用が禁止されています。発火を防ぐためにも強火にはせず、弱火か弱めの中火で焼き、20分以上の加熱は絶対に避けてください。

【魚焼きグリル】ししゃもの焼き方

用意するもの

・ししゃも……4本

手順

1. グリルを予熱する

ししゃもを入れる前に、魚焼きグリルを強火で2~3分加熱します。

2. ししゃもを並べる

グリルの中央をあけるように、ししゃもを網の両端に並べます。しっぽが手前、頭が奥になるように並べます。熱源のあるグリルの両端にししゃもを並べることで、均一に火が通りやすくなります。

3. 弱火から中火でこんがり焼く

弱火から中火で表面が色づくまで焼きます。片面焼きグリルの場合、表面がところどころ色づいてきたら裏返し、同様に中火で表面が色づくまで焼きます。両面焼きグリルの場合は裏返す必要はありません。

焼き時間の目安

片面焼きグリルでは計10~15分、両面焼きグリルでは計7~8分が目安です。ししゃもの数や大きさ、お使いのグリルよって焼き時間は異なるので、表面の焼き色を観察しながら調整してください。

注意点

強火で焼くと、子持ちししゃもの卵が膨張して破裂してしまう場合があるので、弱火から中火で焼くのがポイント。しっぽが焦げるのを防ぎたい場合は、しっぽの部分のみにアルミホイルをかぶせて焼いてください。グリルの網がくっつきやすければ、網に酢かサラダ油を薄く塗っておきましょう。

【トースター】ししゃもの焼き方

用意するもの

・ししゃも……4本
・トースター用天板
・クッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)

※トースター調理が可能なクッキングシートを使いましょう。クッキングシートもフライパン用ホイルもなければ、アルミホイルにサラダ油を薄く伸ばし、くしゃくしゃにまるめて広げたものをお使いください。

手順

1. トースターを予熱する

トースターを200~230℃、もしくは800~1000Wに設定し、何も入れずに2~3分予熱します。お使いのトースターによって予熱時間は調整してください。

2. 天板にクッキングシートとししゃもをのせる

天板にクッキングシート(もしくはフライパン用ホイル)をのせてししゃもを並べます。

3. 両面を焼く

予熱しておいたトースターに入れ、表面がこんがり色づくまで焼きます。片面が色づいたら裏返して、同様に焼きます。

焼き時間の目安

焼き時間の目安は計12~16分ほどが目安。熱されている天板からも火が通るため、裏返してかからの加熱時間は短めで十分です。使用するトースターによって焼き時間が大きく異なるので、ししゃもの焼き色をよく観察しながら焼きましょう。

注意点

お使いのクッキングシートの使用法に従って調理しましょう。クッキングシートが熱源に触れると発火するおそれがあるため、必ず天板を使用し、天板からはみ出さないように大きさを調整してください。加熱中はなるべくトースターから離れず、異常がないか確認しながら焼きます。

ししゃもはレンジで加熱しても大丈夫?

電子レンジで生ししゃもを調理するのはおすすめできませんが、生焼けだった場合の追加加熱や、温め直しをする場合は気を付けた上で使用することができます。爆発を防ぐため、ししゃもの腹部分に切り込みを入れたり、箸で穴を数か所あけたりしてから加熱してください。

子持ちししゃもは爆発しやすい

子持ちししゃもを電子レンジで加熱すると、高確率で爆発します。卵が電子レンジ庫内に飛び散ると掃除が大変ですよね。どうしても電子レンジで温め直しをしたいときは、腹部分に切り込みを入れた上で、爆発した場合の被害を最小限にするため、深さのある容器に入れてラップをふんわりかけましょう。

焼きししゃものおすすめの食べ方3選

1. 王道!マヨネーズとスパイス

王道の食べ方といえば、マヨネーズは外せません!マヨネーズのまろやかさで、ししゃもの旨味が引き立ちます。辛いものがお好きな方は、七味唐辛子や黒こしょう、豆板醤などをマヨネーズに混ぜるアレンジもおすすめ。

2. 食卓のメインにも。ポン酢しょうゆ

ししゃもにポン酢しょうゆをかけると、絶妙な酸味でさっぱり食べることができます。ラー油や小口ねぎをトッピングすれば、食卓のメインとしての存在感がでますよ。ごま油や白すりごまをかけて風味を加えてもいいですね。

3. 雰囲気が変わる。粉チーズ

ししゃもの雰囲気を変えたいときは、粉チーズをふりかけましょう。いっしょにレモン果汁やオリーブオイル、カレー粉などをかけると、ガラッと味わいが変わりますよ。とろけるチーズをのせてこんがり焼いてもおいしいです。

これでししゃもの焼き方はマスター!

調理器具別のししゃもの焼き方をマスターして、ししゃもをおいしく食べましょう。小さくて火の通りやすいししゃもは、簡単に焼くことができるので、手軽なおつまみや軽食にもぴったりですよ。

マヨネーズやポン酢しょうゆ、粉チーズをかける食べ方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。使い慣れている調理器具の特徴やクセをふまえて、加熱時間や火力を調整しながら、上手にししゃもを焼いてください。