書道の腕前を活かし、次大会「パラリンアート世界大会2022」のテーマを揮毫した、中山秀征

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タレント・中山秀征が、20日の都内で、障がい者アートの“祭典”「パラリンアート世界大会2021」表彰式に出席した。

同大会は、世界各国の障がいを持つ方々からアート作品を募集するコンテストで、今年で4回目の開催。作品づくりにおいては、“笑顔(SMILE)”をテーマに、日本を含む世界29か国から、862件に及ぶアート作品の応募があったという。中山は、社団法人・障がい者自立推進機構の理事として参加していた。

開催にあたって、事前告知される"共通テーマ"。過去には、「平和」や「舞(ダンス)」などの事例があった。中山は、次大会のテーマは「未来」と発表。書道の腕前を活かし、そのテーマを揮毫(きごう)するパフォーマンスを見せた。

▼ 書道の腕前を活かし、次大会のテーマを揮毫した、中山秀征


中山は、このテーマについて思うところがあるそうで「新型コロナウイルスの影響が、まだまだ長引いております。日々過ごすなかでもモヤモヤ、また、先が見えないことで、我々も含めて不安な生活を送っている方がたくさんいらっしゃると思います。そういった長いトンネルの中に入ったようでも、必ず光りが差してくると思いますし、それに向かって生きていければなと思っております」と語りかけ「今の状況を乗り越えて、アフターコロナを夢見て、皆さん頑張っていらっしゃると思います。必ず光りは差しますので、そこに向かって行きましょう」と呼びかけていた。

大会における今年のグランプリには、イラン在住の作者・Marziyeh Hoshmandさんによる「World's smile(世界中の笑顔)」に選ばれていた。

なお、表彰式には、参議院議員でSPEEDの今井絵理子氏も同席。中山とともにトークセッションを繰り広げる場面もあった。

▼ (左から)中山秀征、参議院議員の今井絵理子


▼ 「パラリンアート世界大会2021」表彰式の様子