おうち寿司に革命! ダイソーの「100円お寿司グッズ」は誰でも職人級の寿司が握れる優秀アイテムだった
食楽web
12月に入り、街にはクリスマスグッズと並んでお正月用品も目立つようになりました。今年は数年ぶりに帰省する方も多いようですが、コロナウイルスの新たな変異株の登場もあり、また帰省せずに巣ごもり正月を迎える方も増えそうですね。
とはいえお正月。美味しいものを食べて贅沢はしたい! 外食でお寿司ぐらいは……と考えているのは筆者だけではないはず。
。そこで今回は、お寿司屋さんに行かなくても、自宅で楽しく美味しいお寿司が食べられる『ダイソー』の「手作りお寿司グッズ」をご紹介します。
各110円(税込)
今回購入したのは、最近テレビなどでもよく取り上げられている話題のアイテム「にぎり寿司が簡単にできる型」、「ミニ手巻きセット(しゃもじ付)」、「巻きす」の3商品。全て税込110円なので、気軽に試せるのも魅力です。
「にぎり寿司が簡単にできる型」があれば、握ってないのにきれいな寿司が完成!
自宅で手巻き寿司パーティーはよく聞きますが、手作りのにぎり寿司パーティーはなかなかハードルが高いですよね。特ににぎり寿司といえば、修業を始めてから握るまで何年もかかるほど、職人の中でも厳しいイメージがあります。
そんなことも相まって、にぎり寿司は外か出前で食べる人がほとんどだと思います。ですがこの令和の時代、100均グッズで“自宅にぎり寿司”が実現してしまうのです。
それがこちらの「にぎり寿司が簡単にできる型」。シャリを5つ同時に作れるアイテムで、酢飯を詰める容器と蓋の2つのパーツから出来ています。使い方は説明を見なくても分かるくらい簡単で、酢飯を詰めて蓋を被せ、押すだけ。
注意点としては、2つ。
1.容器を水で濡らすこと。
エンボス加工(凸凹)が施されているものの、ご飯粒が容器につかないように軽く水で濡らすと良いです。
2.ご飯を十分に詰めて、強く押すこと。
各シャリスペースの間には仕切りがあり、それが押し込み過ぎないようストッパーになるので、安心してグッと押し込んで大丈夫。型崩れしないよう、酢飯は気持ち多めに詰めてしっかり押しましょう。
取り出す際は、ひっくり返してお皿の上に乗せます。底の切れ込み部分を押すとシャリがポロリと取り出せます。
きちんと整列していてなんとも愛らしい見た目
あとは、お刺身など切ったネタを乗せるだけ。本当に簡単できれいな“握ってないにぎり寿司”が出来ました。
シャリが大きめなので、女性や子供だと一口は少し厳しい気もします。ただ、1度に5つ作れるとはいえ、家族分となるとそれなりの数が必要になるので、逆にこのくらい大きい方が良いのかなと思います。
“じゃない方”のお寿司が作れる「ミニ手巻きセットしゃもじ付」
手巻き寿司なら自宅で挑戦したことがある! という方も多いと思います。筆者も小さい頃は家族で手巻き寿司パーティーをした記憶があります。
手巻き寿司といえば、海苔を斜めに巻くクレープのような形が一般的だと思いますが、こちらの「ミニ手巻きセット」は小さな海苔巻きを作るようなイメージ。
通常サイズ(左)と比べるとこんなに小さい
通常、巻きずしを作るときには大きな巻きすを使いますが、こちらの商品は18.5cm×14cmとミニサイズ! 自分で作る楽しみと、いくつも食べられるサイズ感の両方を叶えた、ありそうでなかった商品です。
巻きすがあることでしっかりと均等な力で巻くことが出来るので、食べている途中で崩れたりすることもなく、楽に、きれいに食べきることができました。
カットすれば、パクッと食べられる一口サイズのフィンガーフードに
1人1セット使えるのも魅力。特にお子さんは喜びそうです。ただ、付属の竹しゃもじは結構お米が付いてしまうので、しっかりとお水につけておく事をおすすめします。
使い方いろいろ! 年中活躍する「巻きす」
コンパクトな巻きすは便利でしたが、もちろん大きいサイズ(通常サイズ)もあります。この巻きすは、太巻きや細巻きなどのお寿司はもちろん、だし巻き卵やロールケーキにも使えます。
ホームパーティーから、運動会などのお子さんのイベント、日々のお菓子作りまで、1つ持っていたら意外と出番は多そう。
みんなで食卓を囲み、わいわい作るお寿司は、出来栄えを抜きにしてどんな高級店にも出せない美味しさを感じます。年末年始は自宅でいつもとちょっと違うお寿司パーティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎佐々木 舞)
●著者プロフィール
佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。