「前世はきっと名のある立派なカメラマン」

そんなふうに形容されるにゃんこの写真がツイッターに投稿され、話題を集めている。

撮影したのは保護猫写真家のRyostory1124(@ryostory1124cat)さん。

後ろ足をピンと伸ばして直立し、カメラを覗き込むにゃんこの姿がなんともキュートだ。

まるでベストショットのために被写体の様子をじっと観察しているカメラマン。その様子は素人離れしている。

2021年12月5日、Ryostory1124さんが自身のツイッターにこの写真を投稿すると、8日夜時点で5万3000件のいいねが付くほど、注目を集めた。

「ぜひ、撮影の極意を教えて欲しい」

ツイートにはこんなコメントが寄せられ、絶賛されている。

「前世はきっと名のある立派なカメラマンだったに違いない」
「可愛い写真家さんだ」
「ねこちゃんもカメラに興味津々なんですね むしろカメラニャン!?」
「にゃん『あーそうそう!その表情とポーズいいね〜!』って言ってそうw」
「凄いなぁ、液晶ディスプレイから一切視線を逸らしませんね。ぜひ、撮影の極意を教えて欲しいにゃん」

Jタウンネット記者が7日、投稿したRyostory1124さんに撮影当時の状況を聞くと、そもそも猫は習性から紐などで遊ぶのが大好きなため、カメラストラップで遊ぶことも多いのだと語る。三脚にカメラを置くと、慣れた猫であれば勝手に遊んでくれるのだそうだ。

遊んでいる様子を遠くから撮影すると、今回のような写真になる。

「これは荒技なのですが、この場にいた漁師さんが魚の匂いをつけたら面白いんちゃう?と言われ、ファインダーに匂いをつけられたらより面白い写真が撮れました」(Ryostory1124さん)

今回、投稿が話題になったことについての感想を聞くと、

「私が保護猫活動をしている目的の一つとして、保護猫ちゃんのことや外猫さんの現実を沢山の方に知って頂くことです!どんな形であれ、私を介して何か少しでも猫ちゃんのコトを考えて下されば幸いです」

と述べた。