迫稔雄作の、シリーズ累計880万部突破のギャンブル漫画『嘘喰い』(うそぐい)。2006年から2017年まで集英社ヤングジャンプで連載され、コミックスは49巻まで発売された伝説の漫画が映画化。映画『嘘喰い』が、2022年2月11日に公開される。監督は、1998年公開の映画『リング』が社会現象になったジャパニーズホラーの名手・中田秀夫。近年も『スマホを落としただけなのに』『事故物件 怖い間取り』と緊張感MAXの恐怖体験を送り出している。


主演は『きみの瞳が問いかけている』で日本中の涙を誘い、今期TBS系列のドラマ『着飾る恋には理由があって』でも話題をさらった人気・実力ともに若手トップ俳優の横浜流星が、通称「嘘喰い」と呼ばれる天才ギャンブラー主人公・斑目貘を演じる。共演には、『ドラゴン桜』のミステリアスな元教え子や『TOKYO MER 走る緊急救命室』でのメカオタクの臨床工学技士、そして現在OA中の『真犯人フラグ』と、立て続けに話題作で強烈な印象を与えている佐野勇斗が、横浜演じる天才ギャンブラー・貘に偶然出会い、人生が一変する青年・梶隆臣を演じる。



この度、主要キャスト勢揃いの特報映像が満を持して解禁された。映像冒頭、横浜演じる天才ギャンブラー主人公・貘が「あんた、嘘つきだね」と、漫画内でも勝利を確信した時に言う決め台詞でスタート。闇ギャンブルの世界で今宵は何を懸けるのか聞かれた貘が選んだのは、なんと1時間以内に上空に飛行機が飛ぶか飛ばないかのゲーム内容。嘘がバレたら死ぬ。そんな極限の騙し合いゲームに挑む、佐野勇斗、白石麻衣本郷奏多、櫻井海音、三浦翔平の緊迫した表情が映し出され、これから始まるであろう史上最恐の騙し合いゲームの幕が明ける。

そして今回の特報映像にあわせて、白石麻衣本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平の出演が発表された。白石演じる鞍馬蘭子(くらまらんこ)は、闇カジノを経営し巧妙なイカサマで客から金をむしり取るオーナー。中田監督作品では『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』以来の出演となる。白石自身も「監督と相談しながら、闇カジノのオーナー・親分なので、口調の強さを意識して芯の強い女性として演じました。衣装や髪型もシーンごとに大きく変えているので、そこも皆さまに楽しんでもらえたらと思います」と語っている。

三浦演じる佐田国一輝(さだくにいっき)は、科学者でありながらある事件が原因でマッドサイエンティストに豹変し、権力者達から金と命を賭けで奪っていく。『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』で話題になったコメディ役とは一転、強烈な悪人を演じた三浦は「横浜さん演じる貘と戦う、圧倒的に“悪”で敵対する役は、初めてでしたので新鮮で楽しんでやり切りました」と役について話す。

本作の重要なキーワードでもある“賭郎”とは、政府の要人をはじめ権力者にして一流のイカサマ師達が含まれ、その支配力は国家をも凌ぐ会員制の倶楽部。会員同士のギャンブルに、絶対的な頭脳と武力を併せ持つ立会人を派遣、中立の立場でその場を取り仕切り、負けの代償は生死を問わず取り立てる。櫻井が演じるのは、そんな賭郎で頂点に君臨しお屋形様と呼ばれる謎の男・切間創一(きるまそういち)。『キングダム』『Diner ダイナー』など、原作を再現するビジュアルに定評のある本郷が立会人・目蒲鬼郎(めかまきろう)役。同じく立会人・夜行妃古壱(やこうひこいち)役を村上が演じる。

それぞれ目的は異なるが、自分の命よりも生・死を懸けた騙し合いゲームに生きがいを感じている最高にヤバい奴らが一堂に介したこの舞台で、一体どのような物語が展開するのか?映画『嘘喰い』は2022年2月11日公開。

白石麻衣(鞍馬蘭子役)コメント>

闇カジノのオーナー・親分の役なので、口調の強さを意識して芯の強い女性として演じました。衣装や髪型もシーンごとに大きく変えているので、そこも皆さまに楽しんでもらえたらと思います。横浜さんとは初共演なのですが、ストイックな役作りを近くで拝見し、また同世代でもあるので現場でも楽しくお話をさせて頂きました。

本郷奏多(目蒲鬼郎役)コメント>

元々漫画を読ませて頂いておりましたので、目蒲の持っていたイメージである何を考えているか分からないような不気味さをどう表現するのかを考えて撮影に臨みました。アクションシーンもやらせて頂いたのですが、中田監督やアクション監督がアイディアを取り入れて頂いて、カッコいいアクションになっていると思いますので、ご期待ください。

<櫻井海音(切間創一役)コメント>

初の映画撮影だったのでとても緊張しました。出演が決まった時は本当に嬉しく、中田組の一員になれて幸せでした。お屋形様/切間創一は非常にミステリアスな役ですが、原作から読み取れる要素や背景を自分なりに汲み取りながら、精一杯演じさせていただきました。是非お屋形様の所作にもご注目ください。

<村上弘明(夜行妃古壱役)コメント>

衣装合わせの時、監督から「アクションは映画の見せ場にしたい」と言われ意気に感じ早速トレーニングを始めました。無敵の死神〈夜行〉に相応しい体造りは思ったよりハードでしたが、近年テレビドラマの多かった私にとって監督の的確な演出は嘘喰いの世界観に導いてくれました。大画面ならではの独特のリズムは私にとって至福のひとときでした。

<三浦翔平(佐田国一輝役)コメント>

佐田国という役はある事をきっかけに、科学者からマッドサイエンティストに変わる役ですのでその感情の変化や、体の動かし方の違いを意識して演じました。横浜さん演じる貘と戦う、圧倒的に“悪”で敵対する役は、初めてでしたので新鮮で楽しんでやり切りました。流星君は若いのにしっかりしていて、彼の空気感やお芝居も、凄くやりやすかったです。二人のシーンも楽しんで頂ければと思います。

■映画『嘘喰い』

2022年2月11日全国ロードショー
原作:迫 稔雄(「嘘喰い」集英社ヤングジャンプコミックス刊)
監督:中田秀夫
出演:横浜流星、佐野勇斗、白石麻衣本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平
配給:ワーナー・ブラザース映画

(C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会