簡単なのに本格「ボロネーゼ」のレシピ。おうちリストランテ♪

上品な肉の旨味が溢れるボロネーゼ

ボロネーゼは、イタリア発祥の料理です。北部に住むボローニャという富裕層の人たちが、フランスのラグー(煮込み料理)を参考に作ったと言われています。

牛ひき肉、玉ねぎやセロリなどの香味野菜、トマトペースト、赤ワインなどで煮込んで、スパゲッティやタリアテッレに絡ませたらできあがり。肉のコクと旨味を、しっかり楽しめるのが魅力ですよ。

この記事では、ご家庭でも作りやすいボロネーゼのレシピをご紹介します。本格的な味わいを、ぜひ堪能してくださいね。

簡単なのに本格派!ボロネーゼレシピ

材料(2人分)

・スパゲッティ、またはタリアテッレ……150g
・牛ひき肉、または合い挽き肉……200g
・玉ねぎ(みじん切り)……Mサイズ1個(160g)
・にんじん(みじん切り)……Mサイズ1/4個(25g)
・セロリ(みじん切り)……1/4本(25g)
・ホールトマト缶……1カップ
※ザルで漉して種を取り除く

・赤ワイン……2/3カップ
・塩……小さじ1杯(お好み)
・黒こしょう……小さじ1/4杯
・砂糖……小さじ1/4杯(お好み)
・オリーブオイル……大さじ2杯

〈仕上げ用〉
・パルミジャーノ・レッジャーノ(削りたて)……大さじ2杯

作り方

1. 野菜を炒める

フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、にんじん、セロリを入れて、弱火で焦がさないように、野菜の甘味がでるまで10分ほど炒めます。ボウルに取り出しておきます。

【ポイント1】
じっくりと弱火で炒めるのがポイント。玉ねぎが透き通るまで炒めましょう!

2. 牛ひき肉を炒める

大きめのフライパンを中火で温め、牛ひき肉を全体に均一になるよう広げて入れます。塩を全体にふって、1分ほど動かさずに焼き色が付くまで焼きます。

【ポイント2】
牛肉に焦げ目を付けることで、旨味と香ばしさを引き出します。

3. 赤ワインを加える

全体にまんべんなく焼き色が付くまで、ほぐしながら3~4分ほど炒めます。赤ワインを加えて、フライパンの底の焦げ付きをとるように混ぜ合わせます。

4. ホールトマト缶と炒めた野菜を加える

ホールトマト缶、先ほど炒めた1の野菜を入れて、軽く沸騰させます。

5. 20分ほど煮る

塩、黒こしょうを加えて、軽く煮立つ程度の弱火にし、水分がなくなるまで20分ほど煮詰めます。

【ポイント3】
煮詰めている間に、パスタをゆでておきましょう。表示時間の1~2分前に引き上げてアルデンテのゆで上がりにします。パスタには、お湯1Lに対して10gほどの塩(分量外)を入れてください。

6. 盛り付け

最後にパスタと絡めて、パルミジャーノ・レッジャーノをふりかけて完成です。

こちらのレシピを参考にしました▼

ボロネーゼにチャレンジしてみて!

弱火で炒めて野菜の甘味を引き出したり、牛ひき肉に焦げ目を付けたり。ポイントを押さえれば、ご家庭でも本格的なボロネーゼを作れますよ。

おいしいボロネーゼソースは、アレンジも無限大です。パスタと絡めるのはもちろん、ラザニアやドリアの具材としても活用できます。ぜひご紹介したレシピを参考に、ボロネーゼにチャレンジしてみてくださいね。