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日本科学未来館は、シンボル展示「ジオ・コスモス」のメンテナンス工事に先立ち、2021年9月11日(土)〜10月4日(月)に、現在は上映していない作品も含めて、ジオ・コスモスの歴代作品から32本を一挙に上映することを発表した。「地球の姿」を見つめなおし、球体による新しい映像表現に触れる体験を楽しめる。

●ジオ・コスモスとは

ジオ・コスモスは、日本科学未来館の中に設置されている巨大な球体で、同館のシンボル展示としてこれまで活躍してきた。刻々と変化する「地球の姿」を眺められる。また、地球上で起きてきたこと、いま地球上で起きている出来事を可視化することができ、太古から「今の地球」までを感じることができる、さまざまなコンテンツを上映してきた。また、球体ディスプレイの特性を生かし、国内外の研究者やクリエイターとともに表現の可能性を追求している。


2100年未来予測 地球の気温

今回はこれまでの作品から、アルスエレクトロニカ・リンツなどの芸術団体や国内外のアーティスト、またグーグルなど企業とのコラボレーションにより生み出された数々の実験的な作品なども上映。実写やアニメーション、さらに科学データのビジュアライズなどさまざまな手法を駆使した映像を見ることができる。


The Surface. -Appear and disappear- (Daihei Shibata, evala, Boxx Inc., Futurek Inc.)


データで見る都市〜Sorting out cities

なお、ジオ・コスモスは10月5日(火)よりメンテナンス工事のため公開を一時休止する。工事期間中は、ジオ・コスモス、ジオ・プリズム、およびジオ・コスモスを取り囲むオーバルブリッジの見学、利用ができない。再公開は2022年3月末を予定している。

●日本科学未来館とは

同施設は、科学技術への理解を深めるための拠点として開館した国立の科学館で、東京・お台場に位置し、観光スポットから足を延ばして気軽に科学・技術に触れることができる。展示をはじめ、トークセッション、ワークショップなど多彩なメニューを通し、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術が体験できる。



・所在地

東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館

・アクセス

新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車徒歩約4分

東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車徒歩約15分

・運営

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)

(ロボスタ編集部)