切って和えるだけで絶品!「白桃と水なすのカプレーゼ風サラダ」 【秋のフルーツおかず帖#1】

新感覚のフルーツ料理!白桃と水なすのカプレーゼ風サラダ

9月の毎週金曜日連載「秋のフルーツおかず帖」では、旬のフルーツを使ったさまざまなアレンジレシピを、新進気鋭のシェフに紹介してもらいます。

第一回は、「白桃と水なすのカプレーゼ風サラダ」。

レシピを教えてくれたのは、東京 茅場町にある「Neki(ネキ)」の西恭平シェフ。

「誰もがカジュアルに楽しめる理想のお店を作りたい」という長年の想いを実現させ、2020年、日本橋・兜町エリアにオープンした注目のビストロです。

「果物を使ったレシピということで、夏っぽい前菜としてカプレーゼ風にしてみました。トマトのフレッシュな感じを白桃と水なすで再現して、そこにバジルとチーズを加えています。

作り方はとてもシンプル。材料を切って調味料と和えるだけなので、気軽に実践しやすいフルーツ料理ですよ」

材料(1~2人前)

・白桃……1/2個
・水なす……1個
・モッツァレラチーズ……1/2個(約50g)
・バジル……4枚
・レモン……1/2個
・オリーブオイル……大さじ1杯
・クルミ……適量
・黒こしょう……少々

作り方(4ステップ)

1. 白桃、水なすを氷水にさらして冷やす

白桃、水なすを氷水につけてしっかり冷やします。冷蔵庫で冷やしてもOKです。

2. 白桃、水なす、モッツアレラチーズをカットする

白桃の皮を剥いたら、ひと口大の大きさに切っていきます。

「アボカドをカットするように、包丁で一周切れ目を入れて、実の上下を持って種を外します。もし取れなかったら、包丁に白桃を刺したまま、背をまな板にトントンと叩くと、きれいに種が割れます。意外と便利な裏技です!」

「白桃は、熟し過ぎていないもののほうが、食感がしっかりしていておすすめです」

包丁でランダムに水なすの皮を剥いたら、手で割くようにひと口大にカットします。

「包丁で切るより手で割ったほうが、味が馴染みやすくなります」

モッツアレラチーズは、ひと口大にカットしましょう。

3. 調味料と和える

カットした白桃、水なすにレモンを搾り、オリーブオイル、塩を加えて和えます。

4. 盛り付け&仕上げ

お皿に白桃と水なすを盛り、上にモッツァレラチーズをのせます。

クルミを手で砕きながらパラパラとふりかけ、その上からバジルの葉を散らします。仕上げに黒こしょう、オリーブオイル適量を上から回しかければ完成です。

フルーツと野菜のフレッシュなおいしさを堪能!

白桃、水なす、バジル、すべての素材のフレッシュさとジューシーさが、口いっぱいに広がるひと皿。チーズと白桃を一緒に食べればスイーツのよう、バジルが加わるとしっかり前菜料理に。口に運ぶ組み合わせで、いろいろな味わいが楽しめます。

香ばしいクルミの風味と食感も、豊かなアクセントに。ドライでスッキリとした白ワインと合わせれば、ビストロに早変わりです。

「お店では、ブラータチーズ(生クリームをモッツァレラチーズで包んだフレッシュチーズ)を使っています。より濃厚で、強いミルク感がお好みの方は、ぜひ使ってみてくださいね」と西さん。

次週は「サーモンマリネ、梨とクレソンのサラダ」を紹介

次週は「サーモンマリネ、梨とクレソンのサラダ」のレシピをご紹介。

旨味がぎゅっと凝縮したサーモンと、食感のいい梨を合わせたサラダです。どんなものにも合う「山葵マヨネーズソース」レシピも必見。お楽しみに!

取材・文/島田みゆ
撮影/岡崎慶嗣

取材協力

店舗名:Neki(ネキ)
公式SNS:https://www.instagram.com/neki_tokyo/?hl=ja
電話番号:03-6231-1988
最寄駅:東京メトロ「茅場町」駅 11番出口から徒歩2分東京メトロ、都営「日本橋」駅 D2番出口から徒歩5分
郵便番号:103-0026
住所:東京都中央区日本橋兜町8-1 1F
市区町村:中央区
町域:日本橋兜町8-1 1F
営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)ディナー 18:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:水曜