5種類のスムージーはいずれも無添加、保存料不使用 | 食楽web

 テイクアウトや宅配を含め、外食が多い食生活を過ごしていると、つい野菜を食べる量が不足しがちです。筆者も野菜不足を解消するために、意識的に野菜ジュースを飲むようにしていますが、そればっかりというのも少し味気なく感じることがあります。

 そこで、今回試してみたのが、「青果まるごとスムージ」です。こちらは筆者が以前利用したことがある「青果ボックス」という青果専門の宅配サービスを展開する青果日和研究所が販売するスムージーで、青果ボックスの満足度が高かったので、こちらも期待大。さっそくどんなスムージーなのかご紹介しましょう。

「青果まるごとスムージー」は、契約農家から仕入れた野菜や果物を新鮮なうちに処理して冷凍したスムージーです。メインで5つの味が用意されており、それぞれ味わいが異なります。

 気になる価格は、7食セットが初回2138円、2回目以降が4298円なので、2回目以降は1パックあたり614円です。価格だけを見ると割高に感じるかもしれませんが、各スムージーには5~7種類の青果が使われており、すでにカット済みという手軽さが魅力的。しかも、冷凍なので賞味期限が120日間と日持ちするのも安心です。

野菜と果実の味わいをしっかり楽しめる

バナナ、りんご、にんじん、ごぼう、オレンジを使用。食物繊維も補える

 今回、筆者が5種類を飲み比べて一番気に入ったのが、「青果まるごとスムージ“橙”」でした。皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素であるカロテンを多く含み、スムージー1杯で1日の1/3量が接種できます。

 作り方は簡単で、朝飲む場合は前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍したら、ミキサーにスムージー1パックと70~100mlの水を入れてミキサーで40~50秒回すだけ。あっという間に完成です。

我が家のブレンダーはパワーが弱いので素材の形が少し残ってしまった。氷もOKなミキサーを使うのがおすすめだ

 ひと口飲んでみたところ、バナナやりんご、オレンジといったフルーツの甘みがあり飲みやすいながらも、後味にごぼうの風味が感じられるので少し不思議な味です。とはいえ、すごく体にいい感じがしますし、何よりおいしく飲めるのでこれなら続けやすいはず。

 ほかのフレーバーも自分で食材を揃えるのは面倒だなと思うものが多かったので、これが冷凍になっていて飲みたいときに飲めるというのに惹かれました。

「青果まるごとスムージ“赤”」

「青果まるごとスムージ“赤”」は、バナナ、桃、トマト、ビーツ、グレープフルーツ、ブルーベリー、ラズベリーを使用。抗酸化作用のあるポリフェノールやカロテノイドなどを摂取できます。

「青果まるごとスムージ“緑”」

「青果まるごとスムージ“緑”」は、りんご、パイナップル、小松菜、バナナ、キウイフルーツ、セロリ、ライムを使用。1日に必要なビタミンKやビタミンCの約半分が摂れます。

「青果まるごとスムージ“黄”」

 こちらは黄パプリカ、かぼちゃ、パイナップル、バナナ、マンゴー、にんじん、グレープフルーツを使った「青果まるごとスムージ“黄”」。1日分のビタミンCを摂取可能です。

「青果まるごとスムージ“オリジナル”」

 アボカド、パイナップル、バナナ、りんご、キウイフルーツ、ケールを使用した「青果まるごとスムージ“オリジナル”」は、葉酸が含まれるので貧血気味な人にもオススメです。

 今回紹介した以外にも、「白雲ホワイトスムージ」や「アジアを旅するスムージ」といったスムージーもあり、届くスムージーの種類はランダムとなっています。スムージーを届けてもらう間隔は7/14/21/28日おきから選べるので、毎日飲む人だけでなく、食べ過ぎた日の翌日だけリセットするために飲む、といった使い方もできそうです。

 いまの季節なら、暑さで食欲のないときにスムージーを飲むというのも良さそう。栄養バランスを考えた食生活が気になっている人は、「青果まるごとスムージ」をぜひ一度試してみてください!

●DATA

青果まるごとスムージ

https://seikabiyori.jp/lp?u=smoothie

●著者プロフィール

今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。