「なんであれが退場なんだ」 東京五輪のVAR退場、ブラジル代表監督が物申す

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東京オリンピックで連覇を目指すブラジル代表。ドイツとのグループステージ初戦には4-2で勝利したが、コートジボワールとの第2戦には0-0で引き分けた。

前半14分にMFドウグラス・ルイズへレッドカードが提示されたことで数的不利での戦いを強いられることに(後半34分には相手にも退場者が出た)。

決定機を阻止したとして、VARによってイエローカードから一発レッドに変更されたのだが、その判定が物議を醸している。

裏に抜けようとした相手を後ろから倒したとされたものの、ほとんど接触していないように見えるのだ。確かに足が接触したことで倒れたのだが、それも相手の振り上げた足がルイズの足に当たった形。

【動画】これで一発レッド!?ブラジル代表が怒った東京五輪の謎VAR

ルイズは「試合後に冷静な状態でビデオを見たけれど、フェアではなかったと思う」とSNS上で不満を吐露している。

また、『Globo』などによれば、アンドレ・ジャルディン監督も「理解できない。VARを使えることができて、どうしてあんな退場になるのか」と判定への不満を口にしていたそう。

ブラジルはグループステージ最終節でサウジアラビアと対戦する。