ブルース・リーの“ドラッグ依存”友人への手紙で判明
故ブルース・リーが、密かにドラッグを常用していたことが、友人への手紙の中で明らかになった。1973年に脳浮腫により32歳の若さで他界したリーだが、生前、俳優ロバート・ベイカーに宛てた手紙の中で、ドラッグ依存を告白していたという。
ベイカーが1969年からコカインやLSD、大麻などの薬物をリーに供給していたと見られる内容も記されたその手紙は、フリーマーケットで発見されたのち、リー本人による手紙だと確認したダラスのヘリテージ・オークションズを通じて販売された。
1993年に52歳で他界しているベイカーに宛てた数々の手書きの手紙の中には、リーが役作りの助けになるとしてコカインを求めているものや、複数の薬物を注文しているものなどがあり、コカインと見られる「C」「コーク」「コカコーラ」をたびたび注文していることが見て取れる。
多くの手紙は截拳道の便箋が使われており、1970年のものには「(妻の)リンダに『ブツ』のことは忘れるよう君に電話すると言った。自分のトレーニングには必要がないから。やってみることで『ものにした』感はあるけど、やりすぎは截拳道にそぐわない」と一度は薬物から手を切る意向が伝えられているが、アメリカから香港にまた戻った1972年には再度コカインの入手法についてアドバイスを求める旨が記載されている。
ベイカーが1969年からコカインやLSD、大麻などの薬物をリーに供給していたと見られる内容も記されたその手紙は、フリーマーケットで発見されたのち、リー本人による手紙だと確認したダラスのヘリテージ・オークションズを通じて販売された。
多くの手紙は截拳道の便箋が使われており、1970年のものには「(妻の)リンダに『ブツ』のことは忘れるよう君に電話すると言った。自分のトレーニングには必要がないから。やってみることで『ものにした』感はあるけど、やりすぎは截拳道にそぐわない」と一度は薬物から手を切る意向が伝えられているが、アメリカから香港にまた戻った1972年には再度コカインの入手法についてアドバイスを求める旨が記載されている。