1億個以上売れた蒸しカステラ！山口銘菓「月でひろった卵」の魅力紹介

2021年7月3日 12時0分

お取り寄せも！山口県の人気土産「月でひろった卵」

まるで満月のように丸くて黄色いお菓子「月でひろった卵」。山口県の代表的なお土産として有名で、県内の駅やサービスエリアでは、多くの人が手にしているのをよく見かけます。

この記事では、そんな「月でひろった卵」の魅力や味わいをご紹介。味の種類も多く、家族で食べる自宅のおやつにぴったりです♪

「月でひろった卵」は、カステラケーキでとろっとしたクリームを包んだお菓子。山口県柳井市に本店を置く「あさひ製菓」が運営する、和洋菓子店「果子乃季」が販売しています。

「月でひろった卵」は、1986年に機内食として採用されたのが始まりです。現在までの生産個数は、なんと約1億3千万個！（2020年6月時点）数だけで言うと、日本国民の全員が食べたことになりますね。

2017年の全国大菓子博覧会では厚生労働大臣賞を受賞しており、山口県の銘菓として多くの人に愛されています。そんな「月でひろった卵」の魅力をご紹介しましょう。

「月でひろった卵」の魅力

地元の名水「琴名水（きんめいすい）」を使用した生地

ふわふわの生地と、とろとろしたクリームが絶品の「月でひろった卵」。実は、工場の地下から湧き出る水がおいしさの秘密なんです。

「軟水なので味にクセがなく、素材の味を十分に生かすことができる天然水を使っているので、お客様に安心してご賞味いただけます」（果子乃季）

地元の琴石山（こといしやま）から一文字もらい「琴名水」と名付けられたこの水は、厚生労働省が発表しているおいしい水の要件を、ほぼ満たしているそうです。ちなみに、本社・工場に併設されている給水所では、誰でも無料で水を汲むことができますよ。

やさしい甘さのとろけるクリーム

ふわっとした生地に加えて特徴的なのが、とろりとしたクリームと刻んだ栗。口当たりがなめらかで、甘くやさしい味わいが魅力的です。おやつに出てきたら、ペロッと何個でも食べてしまいそう。

「クリームには山口県産の牛乳を使っており、口どけがなめらかになるように、何度も改良しているんです。また、国産の栗の粒を加えることで、食感も楽しめるようにしています」（果子乃季）

栗がよいアクセントになっていて、ソフトなクリームとのバランスが絶妙です♪

ちなみに……常温でも十分においしい「月でひろった卵」ですが、別の楽しみ方も。冷やすとクリームの味わいが引き締まり、温めるとホカホカで生地のふっくら感をより楽しめるんです。いろいろな味わい方をぜひ試してみてくださいね。

バラエティ豊かなラインアップ

「月でひろった卵」の人気の秘訣は、その種類の豊富さ。今まで100種類以上が販売されており、現在でも年間3～4種類が開発されています。

こちらは、季節のフレーバーのなかで人気が高い、夏限定「瀬戸内レモン」です。

「毎年、月でひろった卵の誕生日（7月14日）に合わせてイベントをおこなうのですが、その際、定番味に次ぐ人気の売れ筋商品です」（果子乃季）

こちらはスタッフさんオススメの、夏限定「白桃」。暑い日のデザートとして、冷やして食べてもおいしそうですね。

「甘くてみずみずしい白桃のおいしさを再現した『月でひろった卵』です。暑くて食欲がわかないときでも、さっぱりとした味わいでパクパク食べられます」（果子乃季）

定番から季節の味まで、いろいろなフレーバーを食べてみたくなりますね！2021年6月現在、通年販売されている種類は以下の通りです。

・月でひろった卵プレーン
・小野茶
・ショコラ
・プレミアム
・夏みかん
・ポムポムプリンのおでかけたまご
・柳井金魚ちょうちん真っ赤なイチゴ味
・ハローキティ新幹線月卵ストロベリー

バラエティ豊かで食べる人を飽きさせない「月でひろった卵」。毎年、新しい顔ぶれが登場するので、気になる人は公式サイトをチェックしておきましょう。