今だからこそ、銀座の特別なカレーを。マニアが推す11店【カレー最前線#13】

食のシルバーステージ「銀座」には、特別なカレーがいっぱい

1. 日本最古のインド料理店の、特別なひと皿「ナイルレストラン」

店に入るや否や「ムルギーランチね!」と決められ、他メニューがなかなか頼めないことで有名な「ナイルレストラン」。実はここ、日本最古のインド料理専門店なのです。

創業者のA.M.ナイルさんは「インド独立連盟」設立にも携わったインド独立運動の闘士であり、インド以外のアジア各国の、植民地からの独立を呼びかけた歴史上の重要人物。

ナイル氏が日印平和条約の業務に携わっていた1949年に開業したのが、この「ナイルレストラン」です。現在は二代目のG.M.ナイルさん、三代目のナイル善己さんがお店を切り盛りしています。

ムルギーランチ

「マジェマジェ(混ぜ混ぜ)してね」でおなじみ、創業時から変わらない歴史的なひと皿です。創業者A.M.ナイル氏は南インド、ケララ州のトリバンドラム出身。混ぜて食べるスタイルは、まさにその地のミールスそのもの。

けれどそこに配置されたカレー、マッシュポテト、チキン、ライス、キャベツはまんまケララのスタイルというわけではなく、日本人がインド料理に親しみ、楽しめるように編み出された、ここだけのオリジナルです。

贅沢ボリュームのチキンは地鶏、お米は岩手の「いわてっこ」を用いるなど、日本のおいしい食材もふんだんに活かされた、まさに日印友好料理。ディナーの「おまかせコース」でも、〆にちゃっかり出てきますよ。

店舗情報

店舗名:ナイルレストラン
電話番号:03-3541-8246
最寄駅:東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅 徒歩1分東京メトロ 銀座駅 徒歩3分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座4-10-7
市区町村:中央区
町域:銀座4-10-7
営業時間:平日・土11:30~21:30日・祝11:30~20:30
定休日:火曜

2. カツカレー発祥店の特別なカレー「銀座スイス」

銀座で1947年創業の老舗洋食店。銀のお皿に盛られたカレーライスにカツをのせ、それを「カツカレー」と呼んだ最初のお店です。

今では英国でも大人気な日本のカツカレー。その誕生となったきっかけは、このお店の常連だった巨人軍の千葉茂選手のこんな注文。

「ポークカツレツとカレーをひとつの皿に一緒にして出してくれ。早く食べられるし、ボリュームもある」

こうして生まれたカツカレー、今では「上カツカレーライス」にあたる「千葉さんのカツレツカレー」という名に受け継がれています。

千葉さんのカツレツカレー

注文を受けてから揚げる豚ロースのカツは、衣が分厚めでサクサクジューシー。対するすりおろし野菜と挽き肉のカレーは、かなり濃厚な味わいです。

「カツに合うカレー」として長年研究を重ねたというのですから、なるほどのマッチング。まさにカツカレーの原点にして、良き基準点といえるでしょう。

店舗情報

店舗名:銀座スイス
公式SNS:https://www.facebook.com/%E9%8A%80%E5%BA%A7%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9-356501641383747/
電話番号:03-3563-3206
最寄駅:東京メトロ 銀座駅 徒歩2分東京メトロ 銀座一丁目駅 徒歩3分JR、東京メトロ 有楽町駅 徒歩7分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座3-5-16
市区町村:中央区
町域:銀座3-5-16
営業時間:月~土11:00~20:30日・祝10:30~20:30
定休日:不定休

3. 人気チョコ店の、特別なチョコレートカレー「ピエール マルコリーニ銀座本店」

チョコ好きを唸らせるベルギーの高級チョコブランド「PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)」。その銀座本店の2階にあるカフェでは、なんとチョコレートカレーを提供しているんです。

徹底的にカカオにこだわるピエール マルコリーニですが、いわばカカオもスパイス。そのカレーは一度食べてみるべき逸品です。

カレーは11時30分から売り切れまでの提供、数量限定なのでお早めに。チョコ好きでカレー好きであるあなたなら、絶対行かねばならない場所ですよ。

マルコリーニカレー

カレーはしっかりとした辛さの欧風。そしてくっきりとしたチョコの風味が!

素晴らしいのは、全体がチョコの甘さなのではなく、カレー自体は辛く、ところどころからチョコのほろ苦さと酸味が現れてくるところ。カレーをじっくり煮込む後半に、エクアドル産のチョコレートフレークを投入しているそうです。

さらに具材の牛肉のクオリティがまた素晴らしい。スプーンで切れるほどやわらかいブロックのバラ肉で、ときどきチョコが沁みているのもたまりません。チョコレートカレーとしても、欧風カレーとしても掛け値なしに素晴らしいカレーです。

食後のコーヒー、濃厚なチョコレートアイスも合わせて至福のひとときが過ごせますよ。

店舗情報

店舗名:PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)銀座本店
公式SNS:https://www.facebook.com/pierremarcolinijapan/
電話番号:03-5537-0015
最寄駅:東京メトロ 銀座駅 徒歩1分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座5-5-8 2F・3F
市区町村:中央区
町域:銀座5-5-8 2F・3F
営業時間:ショップ 11:00~19:00カフェ 11:00~19:00(L.O.18:30)
定休日:年末年始

4. 銀座・京橋の特別なテイクアウトカレー「京橋屋カレー」

2006年にオープン、独創性の高いオリジナルカレーを提供し続けてきたお店なのですが、ご主人がたばこの有害物質による化学物質過敏症を発症。洗剤などの香料をまとったお客さんの入店でも、通常の対面営業が困難に……。

お店側は店頭やSNSなどでその旨、熱心に伝えていましたが、化学物質過敏症への世間の理解はなかなか進まず、2018年4月よりテイクアウトを軸とした営業へと方向転換。奇しくもコロナ時代より早く、テイクアウトや冷凍宅配などに対応したカレー店となりました。

テイクアウトに特化したお店だけに、そのクオリティは驚くべきもの。これからの季節、公園で香り高いカレーを楽しんでみては?2週間前からの電話予約も可能ですよ。

ツインカレー

ライスは有機玄米か白米が選べ、白米は北海道の「ななつぼし」を使用しています。カレーには可能な限り有機野菜を用い、食材はすべて無添加、小麦粉不使用。グルテンアレルギーをもつ方でも安心していただける仕立てです。

「辛口伊達鶏カレー」は、しっかりした筋肉質の伊達鶏でガツッと辛口に仕立てたカレー。和食のようでもあり中南米料理のようでもある、とても独特なカレーです。

「ときえカレー」は、「と」=鶏肉、「き」=キャベツ、「え」=海老を軸に、バジルやカロンジなど香り高いスパイス&ハーブで仕上げた、これまた個性派のカレー。個人的なポイントは海老。保水剤で不自然にプリプリな海老が巷にあふれるなか、自然な噛み心地が嬉しいのです。

細部から伝わる、素材へのこだわりと丁寧さ。胃もたれしない、カラダにやさしくおいしいカレーをぜひ、試してみてください。

店舗情報

店舗名:京橋屋カレー
公式SNS:https://twitter.com/kyobashiyacurry?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
電話番号:03-5203-2810
最寄駅:東京メトロ銀座線 京橋駅 徒歩2分東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩3分
郵便番号:104-0031
住所:東京都中央区京橋3-4-3 千成ビル 2F
市区町村:中央区
町域:京橋3-4-3 千成ビル 2F
営業時間:火・水ランチ 11:30~14:30木・金ランチ 11:30~14:30ディナー 18:00~20:30土ランチ 12:00~14:30ディナー 18:00~20:30※祝はランチのみ※当日の営業情報はSNSでご確認ください
定休日:月曜、日曜

5. 南インド・マンガロール料理の特別な名店「バンゲラズキッチン」

日本唯一の南インド・マンガロール料理店として2018年にオープン。

港町マンガロールならではの海鮮スパイス料理を中心に、食材選びから調理・盛り付けに至るまで徹底的にこだわった料理を提供し、2年目にして早くもミシュランガイドのビブグルマンとして掲載。南インド料理の有名店がそろう銀座でも、屈指の名店としての地位を確立しました。

他店にはない珍しいインド料理あり、スパイスカクテルあり(ノンアルも)、スペシャルなビリヤニあり。銀座ならではの、スペシャルなディナーを楽しみつくしましょう。

マナガツオビリヤニ

都内トップクラスのクオリティを誇る「バンゲラズキッチン」のビリヤニ。さまざまな具材が選べるのですが、マンガロールならではの世界を楽しむならシーフード。

なかでもマナガツオはインドで高級魚として扱われるだけあって、その豊潤な脂とバスマティライスとの相性が最高!ご馳走感が半端ではありません。

店舗情報

店舗名:バンゲラズキッチン
公式SNS:https://twitter.com/bangeraskitchen
電話番号:03-3561-5516
最寄駅:東京メトロ 銀座駅・日比谷駅 徒歩1分東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩1分東京メトロ 有楽町駅 徒歩1分JR有楽町駅 徒歩3分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 2F
市区町村:中央区
町域:銀座西2-2 銀座インズ2 2F
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:30)※ランチメニュー L.O.16:40
定休日:1月1日

6. 銀座で癒される、特別な隠れ家カレー「銀座ブラン亭」

創業は1970年。銀座コリドー街の隠れ家カレーとして長く愛されてきましたが、2017年3月、築50年を超える建物の老朽化により一旦閉店。銀座八丁目で2018年、一年間の仮営業を経て、コリドー街へと戻ってきました。

おめかしが必要な銀座の表通りとは異なり、どの年代、どの出身地の人にとっても故郷を感じてしまう、そんな温かさにあふれている空間です。

ブラン亭2種カレーセット(しらす+キーマ)

スパイスカレーやあいがけカレーが流行るずっと前からこのスタイル。割烹着からは想像がつきませんが、インドやネパールを旅し、スパイスは現地から取り寄せるというママのオリジナルです。

「キーマ」は安定の旨さ。しらすをカレーの中に崩しながらいただく「しらすカレー」も面白いです。薬味や調味料が充実しているのも嬉しいところ。

レーズンをのせて欧風気分でいただくもよし、辛味や香味を足してスパイシーにいただくもよし。その人がホッとする、満たされる、それぞれの気分に寄り添ってくれるカレーです。

店舗情報

店舗名:銀座ブラン亭
公式SNS:https://www.facebook.com/pages/category/Local-Business/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E4%BA%AD-1342643035806506/
電話番号:03-3571-0972
最寄駅:都営三田線 内幸町駅 徒歩4分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座7-2-14 第26ポールスタービル 4F
市区町村:中央区
町域:銀座7-2-14 第26ポールスタービル 4F
営業時間:12:00~15:00、16:30~21:30
定休日:日曜・祝日 ※不定休あり

7. 揺るぎなき銀座の顔、特別なビーフカレー「資生堂パーラー銀座本店」

1902年にソーダファウンテンとしてオープン、1928年からレストラン事業を開始した「資生堂パーラー」。池波正太郎ら文士にも愛されたこの老舗で、創業時から一番人気だったというメニューは「カリーライス」でした。

歴代シェフがその味を受け継ぎ、今でも銀座の特別なカレーとして食通たちに愛されています。この伝統のカレーがいただけるのは建物の4、5階にあるレストラン。ちょっとおめかしして、銀座のきりっとした雰囲気に浸ってみてください。

ビーフカレーライス

カトラリーはすべて銀。ネットリと粘度が高いカレーソースからは鶏ガラ、香味野菜、ブイヨンの芳醇な香りとコクを感じます。

舌で噛み切れるほどやわらかなサイコロ牛肉に、ギュッと詰まった旨味も素晴らしく贅沢です。

薬味にはらっきょう、福神漬、玉ねぎの醤油漬。お口直しにミカンのシロップ漬けも用意されています。ライスはおかわりも可能なので、気軽に頼んでみてくださいね。

店舗情報

店舗名:資生堂パーラー銀座本店
公式SNS:https://www.facebook.com/shiseidoparlour
電話番号:03-5537-6241
最寄駅:JR新橋駅 徒歩5分東京メトロ 銀座線 新橋駅 徒歩5分都営地下鉄 浅草線 新橋駅 徒歩6分ゆりかもめ 東京臨海新交通臨海線 新橋駅 徒歩6分都営地下鉄 大江戸線 汐留駅 徒歩7分東京メトロ 銀座駅 徒歩7分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 4F・5F
市区町村:中央区
町域:銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 4F・5F
営業時間:11:30~21:30(L.O.20:30)
定休日:月曜(祝日の場合は営業)

8. カレーをアートする。特別な創作カレー「ミセスダダ」

近年になってようやく、イノベーティブ・フュージョンの波が日本カレー界にもやってきました。

こちらのグランドオープンは2019年11月11日。日本人オーナーと南インド・ケララ州出身シェフのタッグによるオリジナルカレーのお店で、テーマは「Art of Curry」です。まさに銀座らしいアプローチといえるでしょう。

ラムカレー

クルンと巻かれたパパドにディップされたカチュンバルサラダ、綺麗にあしらわれたフェンネルの葉……まさに「Art of Curry」です。

そして驚くことにこのラムカレー、かなり攻めた辛さ!美麗なビジュアルに油断していましたが、アートはアートでも、これ“マーシャルアーツ(武芸の意)”じゃないですか。

ラム肉自体は素晴らしくやわらかい食感。羊のクセをいい感じに活かした、通好みのチューニングとなっています。

店舗情報

店舗名:Mrs.Dada(ミセスダダ)
公式SNS:https://www.instagram.com/mrs.dada_jp/?hl=ja
電話番号:03-6875-2753
最寄駅:東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩1分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座1-14-10 松楠ビル B1F
市区町村:中央区
町域:銀座1-14-10 松楠ビル B1F
営業時間:月~金12:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:土曜・日曜・祝日

9. イタリアンの特別なフルーツカレー「ア・ヴォートル・サンテ・エンドー」

銀座で人気の地中海料理レストラン。かつては昭和通り沿いにあったお店ですが、現在は東銀座、三原橋すぐ脇のビル2階に移転しました。

名物はなんと、季節のフルーツを用いた華やかなフルーツカレー。そのほか、カレーパスタやヒマラヤカレーなどもあり、カレー好きのデート先として要チェックなお店なのです。

フルーツカレー

カレーにフルーツ?一瞬違和感を感じる人も多いかと思いますが、あの“ご家庭用カレー”だってリンゴとハチミツが溶けているし、インド料理にもマンゴーはよく使われるし、なんら不思議なことではないのです。

実際、トロッとしたキーマカレーと新鮮なフルーツの相性はなかなかのもの。フルーツの種類は季節によって変わるので、パフェ感覚で何度でも楽しめますね。ちなみにライスは魚沼産「コシヒカリ」です。

店舗情報

店舗名:A Votre Sante Endo(ア・ヴォートル・サンテ・エンドー)
電話番号:03-3573-8170
最寄駅:東京メトロ日比谷線 東銀座駅 徒歩1分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座5-9-5 田創館ビル 2F
市区町村:中央区
町域:銀座5-9-5 田創館ビル 2F
営業時間:月~金、日・祝12:00~15:00、18:00~21:30土12:00~16:00、18:00~21:30
定休日:月1回の不定休日あり

10. 老舗伝統の、特別なインド風カレー「ラ ヴィオラ 三笠会館本店」

1925(大正14)年創業、1966年からはフロアごと洋・和・中の多業態を展開する「三笠会館」。日本洋食文化の歴史を彩った老舗名店が並ぶ銀座でも、ほかとは違う「インド風カレー」を提供し続けています。

現在そのカレーがいただけるのは、1階のイタリアンバール「LA VIOLA(ラ ヴィオラ)」です。

三笠会館伝統のインド風チキンカレーランチ

カレーがソースポットに入った、「昭和の日本人がイメージする」インドカレーです。その具材がなんとも驚き。

骨ごとぶった切ったチキン手羽と砂肝なんです。髄の旨味に加え、砂肝の苦味、そしてスパイスがビシッと効いたアダルトな味わいがたまりません。

卓上にはレーズン・キュウリ漬け・アーモンドの三品。それぞれをカレーに混ぜ込むと、食感や味の変化がたまらないんです。というか、絶対混ぜ込んでくださいな。

ランチセットには季節のスープかシーザーサラダ、ドリンクもついてきます。ちなみに、提供されるすべての陶器には鹿の意匠が……三笠といえば奈良、奈良といえば鹿ですからね。

店舗情報

店舗名:LA VIOLA(ラ ヴィオラ)三笠会館本店
電話番号:03-3289-5673
最寄駅:東京メトロ 銀座駅 徒歩2分JR有楽町駅 徒歩6分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座5-5-17 三笠会館本店 1F
市区町村:中央区
町域:銀座5-5-17 三笠会館本店 1F
営業時間:11:00~20:00(L.O.19:00)
定休日:1月1日

11. 戦後銀座の復興を支えた、特別なカレー「ニューキャッスル」

最後は個人的に特別な銀座カレーを。ここは、1992年に上京した私が初めて通ったカレー店なんです。

戦後焼け野原の銀座でコーヒーを提供。開店から数年後に登場した「辛来飯(カライライス)」という肉を使わない独特のカレーで、銀座の食を支えてきた名物店ですが、東日本大震災の影響で地盤が沈下。2012年7月31日、66年の歴史に幕を閉じました。

ところがその後、常連だった方がレシピを引き継ぎ、2013年に「ニューキャッスル」を復活させたのです。

カレーのボリュームに応じて、品川、大井(多い)、大森(大盛)、蒲田とJR京浜東北線の駅名をつけたメニュー名も、以前のままですよ。

辛来飯(つん蒲だぶ玉)

旧店舗時代から、常連さんの間で定番の裏オーダー。「つん蒲」は「蒲田の先につんのめる」という意味の特盛仕様。そこにダブルでたまごのせということです。

もともと量が少なめ仕様の「辛来飯」、ガッツリ食事したいときはこのオーダーがオススメ。

独特の苦味と、あとから来る辛さがクセになる「辛来飯」。野菜と果物、豚骨スープで仕込まれており、肉系の具材がないのに“カレーに満たされた感”は半端ではありません。

食後はもちろんコーヒーで。口の中に残ったカレーの香りと、コーヒーのアロマの口内セッション……至福のひとときです。

店舗情報

店舗名:ニューキャッスル
電話番号:03-6264-0885
最寄駅:東京メトロ 銀座駅 徒歩5分東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩1分
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座2-11-1 銀座ランドビル B1F
市区町村:中央区
町域:銀座2-11-1 銀座ランドビル B1F
営業時間:11:30~16:00
定休日:月曜・祝日

銀座の特別なカレーで、心をリフレッシュ

さすがは銀座、どこをとっても特別なカレーだらけ。長引くコロナ禍で、心もどよっと曇りがちな今日この頃。

特別な街・銀座で特別なカレーを食べて、スパイシーに気分転換。そんな非日常体験こそが、心の健康維持には大切だと思います。今だからこそ、銀座カレーを堪能してくださいませ。

※ 記事の内容は、公開時点の情報です。記事公開後、メニュー内容や価格、店舗情報に変更がある場合があります。来店の際は、事前に店舗にご確認いただくようお願いします。