旨味を丸ごと「とうもろこしの炊き込みご飯」の作り方&アレンジレシピ
旨味を丸ごと味わう「とうもろこしの炊き込みご飯」
調理時間:40分(炊飯時間を除く)
生のとうもろこしを使って作る「とうもろこしの炊き込みご飯」のレシピです。とうもろこしの芯をお米と一緒に炊き込むことで、とうもろこしの旨味を丸ごと味わえる、おいしい炊き込みご飯ができますよ。
このレシピのポイント
とうもろこしの実は包丁使わずに手で外すと、潰さずに芯から外すことができます。潰れていないとうもろこしの実は、食べるとプチプチとした食感を味わえますよ。ご飯と合わさることでおいしい炊き込みご飯に仕上がります。
材料(4人分)
・生とうもろこし……1本
・米……2合
・酒……大さじ1杯
・塩……小さじ1杯
とうもろこしの下ごしらえ方法
1. とうもろこしの皮を剥く
とうもろこしの皮を剥き、皮と実の部分を分けます。
2. とうもろこしの実を一列取る
割り箸の頭部やスプーンの先端をとうもろこしの実と芯の間にあてます。前に押し出すように力を入れ、とうもろこしの実を一列取り除きます。
3. とうもろこしの実と芯を分ける
2でできた隙間に向かって、実を指で倒すようにして芯から外していきます。実をすべて外したらとうもろこしの下ごしらえは完成です。
作り方
1. 米を研いで浸水する
米を研ぎ日本酒を加え、炊飯器の2合の目盛りまで水を加えます。米が白くなるまで30分程度浸水します。
2. 塩、とうもろこしを加える
塩を加えてよく混ぜ、とうもろこしの実と芯をのせて通常炊飯します。
3. 全体を混ぜ合わせる
とうもろこしの芯を取り出し、全体を混ぜ合わせて完成です。
冷凍保存方法・期間
とうもろこしご飯は時間が経つにつれて味や風味が劣化してしまいますので、冷蔵でなく冷凍で保存するようにしましょう。粗熱が取れるのを待たず、炊き立ての熱いうちにラップに包むか、密閉できる保存容器に入れます。そしてなるべく早い段階で冷凍庫に入れ、急速冷凍するようにしましょう。
冷凍したとうもろこしご飯は1か月を目安に食べきるようにしてください。
筆者流とうもろこしご飯の楽しみ方
定番バターじょうゆ
とうもろこしと鉄板の組み合わせ、バターじょうゆを使うアレンジレシピです。とうもろこしご飯を炊くときに、塩の量を半分減らして炊き上げます。器に盛り付けたとうもろこしご飯の上にバターをのせ、しょうゆを回しかけて完成です。お好みでブラックペッパーや小ネギを散らすとよりおいしく食べることができますよ。
大人の+カマンベールチーズ
トロっと溶けたカマンベールチーズがおいしい、大人向けアレンジレシピです。とうもろこしご飯を炊くときに、塩の量を半分減らして炊き上げます。炊き上がったらとうもろこしの芯を取り除き、切ったカマンベールチーズをのせて蓋をし、そのまま3分ほど蒸らして完成です。ブラックペッパーをかけるとより大人好みの味に仕上がりますよ。
おやつにも!焼きおにぎり
おやつにおすすめ、焼きおにぎりのアレンジレシピです。茶碗1杯分のとうもろこしご飯をおにぎりの形にきつく握ります。しょうゆとみりん小さじ1杯ずつを混ぜ合わせたものを表面に塗り、大さじ1杯のごま油をひいたフライパンで、おにぎりの全面に焼き色をつけていきます。多めのごま油で加熱することで香りよく、そしてカリっと食感のおいしい焼きおにぎりが完成しますよ。
とうもろこしの旨味を気軽に味わおう
生のとうもろこしは缶詰とは違い、実のプチプチ感をしっかり味わうことができます。通常、生のとうもろこしを食べるためには下処理が必要になりますが、お米と一緒に炊き込むことでより手軽に食べることができますよ。
シンプルな味付けだからこそ、さまざまなアレンジもきく「とうもろこしご飯」。生のとうもろこしを手に入れたら、シンプルな炊き込みご飯を作って、おいしく楽しく味わってみてください。