コロナ禍のステイホームで、レジャーの楽しみ方が大きく変わってきたここ最近。お出かけができないことを嘆いている人も多いなか、この逆境を貯蓄のチャンスに切り替えているツワモノが。エッセ編集部が選んだ貯め達人“オカネジェンヌ”のやりくり術を紹介します!

レジャー&子ども費のやりくり術



「この1年、お出かけは避けていたので“実費ゼロ円”を更新中。おうちでの楽しみ方にみがきをかけています」と話すのは、オカネジェンヌ金賞のSさん。年230万円の貯蓄につながる節約ワザの数々をお見せします。

●Sさん(千葉県・29歳)のプロフィール

夫(34歳)、長女(6歳)、二女(4歳)、長男(3歳)、二男(1歳)の6人家族。自宅は4LDKの一戸建て。間もなく育児休暇を終え、保険会社に職場復帰予定

●夜寝る前に、夫とのお茶会を楽しむ




夫婦でまったり。夜のティータイム

唯一ゆっくり会話できる貴重な夜時間は、あえてお茶をお供に。
「お酒だとすぐ眠くなってしまうので、カフェインレスのお茶で会話を楽しみます」

●誕生日プレゼントは懸賞で当てた商品券で




年の当選回数はなんと300回! 得意な懸賞を生かしてプレゼント代はほぼゼロ円。
「最近は電子ギフト券の当選も多く、実店舗にない商品がネット上で選べるのもうれしいです」

●結婚式&家族旅行もブライダルサイトの懸賞を利用



ブライダルサイトのエッセイコンテストで優勝し、家族みんなで沖縄ウエディング旅行が実現!
「そのときの写真がネットのフォトコンテストで入賞し、棚ボタで高級家具セットまでゲット(笑)」

●子どものオヤツはなるべく手づくりに




二女がアレルギーもちとわかり、手づくりに変えたことでおやつ費も減。
「米粉を用いたバター、卵不使用の焼き菓子がお気に入り」

固定費の見直しで年数十万円のダウン!



決心や手続きが必要な分、節約効果は大! 見直した結果、年間数十万円はセーブできた計算に。

●ライフスタイルに合わせてクルマを手放す



2台あったうちの1台を手放し、夫の通勤は自転車に。
「残ったクルマは買い出しや子どもたちの送迎に使っています。維持費、駐車場代ともに大幅ダウン!」

●スマホと電気をセットにし通信費を削減




トータルで年間数万円の割引に。
「支払いもまとめられてラクになりました。さらに有料動画配信サービスなどが無料になる特典も」

固定費の見直しは、手間がかかりそうで手つかずの人も多いのでは? でも、その効果は絶大なのでやってみる価値はありそうです。コロナを機に生活習慣が変わった今こそ、お金をかけなくても家族が楽しめて、貯蓄もゲットできる方法を探してみましょう。

<撮影/砂原文 取材・文/ESSE編集部>