「過労死110番」6月19日に全国で実施 コロナ不況で長時間労働化など懸念
過労死の防止や補償などについての無料の電話相談会「過労死110番」が6月19日(土)の10〜16時にある。過労死弁護団全国連絡会議が中心となって運営しており、1988年6月の初回以来、34回目。
幹事長の川人博弁護士によると、同団体にはこの1年、大なり小なり新型コロナウイルスの影響を受けた相談が多く寄せられているという。
2020年7月〜21年5月までに寄せられた相談の中には、コロナ関係の部署で働いていた公務員やテレワーク中の労働者が亡くなったというケースもあった。
このほか、業績悪化につき、パワハラがひどくなったり、ノルマの増大で長時間労働になったりしたケースなどもある。
過労死に至っていない場合でも、労災や補償などについての相談を受ける。
フリーダイヤル0120-222-751。居住区域など地域を指定した問い合わせについては、ウェブサイト(https://karoshi.jp/topics/consultations-202106.html)まで。事前の問い合わせは、03-3813-6999。