第2打席で19号を放ちダイヤモンドを1周する大谷翔平【写真:AP】

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2戦連発の19号弾、体勢崩しながらの特大弾に驚きの声

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地のアスレチックス戦で「2番・DH」で先発出場。2回の第2打席で2試合連発となる19号本塁打を放った。泳ぎ気味のスイングで右翼2階席まで運ぶ、飛距離435フィート(約132.6メートル)の特大弾に米記者からは驚きの声が上がっている。

 大谷が一振りで捉えた。3回2死での第2打席だ。左腕アービンの甘く入ってきたスライダーに対し、少し泳ぎ気味の体勢となったが踏ん張って完璧にインパクト。快音を残して高々と舞い上がった打球は右翼2階席まで届いた。

 これぞ本塁打という弾道で飛び出した2戦連発の19号。ツイッター上の米記者からも驚きの声が上がっている。

 MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「凄い。ショウヘイ・オオタニがオークランドコロシアムの2階席に完璧な本塁打をぶち込んだ。19号本塁打。打球速度は110.9マイル(約178.5キロ)で、435フィート飛んだ。2試合連続本塁打で、どの本塁打も左腕から放った」と驚きをつづれば、地元紙「サンノゼ・マーキュリー・ニュース」のカーティス・パシェルカ記者も「ショウヘイ・オオタニが2回、マンモス級の本塁打を右翼席に運んだ」と特大弾をマンモス級と表現している。

 さらに米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者も「ショウヘイ・オオタニが2試合連続で特大本塁打を放つ」と2戦連発のデカい一発を伝えている。

 大谷は5回の第3打席では意表を突くセーフティーバントを決めるなど4打数2安打。しかしチームは4点のリードを守り切れず、4-8で逆転負けを喫している。(THE ANSWER編集部)