Razerが同社初のRyzen搭載モデルとなる14インチゲーミングノートPC「Razer Blade 14」を発表
ゲーミングデバイスメーカーのRazerが、Ryzen 9 5900HXを搭載したゲーミングノートPC「Razer Blade 14」を、世界最大のゲーム見本市であるE3 2021で発表しました。新しいRazer Blade 14はRazer初のRyzen搭載モデルであり、最上位モデルにはNVIDIAのGeForce RTX 3080が搭載されます。
The Razer Blade 14"
公開されているRazer Blade 14のPVが以下。
Razer Blade 14 | The Ultimate AMD Gaming Laptop - YouTube
「Razer Blade 14」
CPUにはAMDのRyzen 9 5900HXを搭載。Ryzen 9 5900HXはTSMC 7nm FinFETによる設計で、CPUは8コア・16スレッド、基本クロック3.3GHz、最大ブーストクロック4.6GHzで、デフォルトTDPは45Wです。
さらに最上位モデルのGPUは、NVIDIA GeForce RTX 3080が搭載されます。
次世代のベイパーチャンバー空冷システム
CNC機械加工のアルミ削り出しボディ
シャーシもT6相当のアルミニウムの削り出し。
本体の薄さはわずか16.8mmだとのこと。
ディスプレイは解像度がQHD(1440p)で、対応リフレッシュレートは最大165Hz。
もちろんキーボードはLEDを内蔵しており、ゲーミングPCらしく7色に光ります。
Razer社初めてとなるRyzen搭載モデルであるRazer Blade 14の価格は、1799.99ドル(約19万8000円)から。本体の大きさは12.59インチ(約32cm)×8.66インチ(約22cm)×0.66インチ(約1.68cm)で、14インチディスプレイのゲーミングノートPCとしては市場最小サイズとなる模様です。また、ゲーミングノートPCとしてはめずらしく、720pのカメラも付いているとのこと。
AMDのクライアントビジネスユニット担当シニアヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのSaeid Moshkelani氏は、「ゲーマーがゲーミングノートPCにより軽量で強力なフォームファクタを求めている中、私たちは最高級のOEM設計向けにクラス最高のモバイルプロセッサを提供するという目標に取り組んできました。ゲーミング用途向けに開発した最高のモバイルプロセッサーを搭載したRazer Blade 14にパワーを供給し、Razerと初めて協業できることに興奮しています」とコメントしました。