エアコンの人気記事まとめ。電気代節約には100円グッズで掃除がいちばん
ドライ(除湿)や冷房など、エアコンが大活躍する季節です。エアコンについてもっとよく知って、効果的に使いましょう。
ここではESSEonlineに掲載したエアコン関連の記事から、掃除や節約、快適な温度についての人気の記事を集めました。
「エアコン」といえば、電気代がかさむ原因になりがち。読者アンケートでも知りたいという声が多かった「エアコンのおトクな使い方」について、ENECHANGE株式会社(以下エネチェンジ)と、節約アドバイザーの丸山晴美さんに聞きました!
少しでも電気代を節約できるエアコンの使い方って?(※写真はイメージです)
・こまめなオンオフVSつけっぱなし
エアコンがもっとも電力を使うのは、室内温度を設定温度まで下げるとき。気温が高い日中にこまめにスイッチをオンオフすると、その都度室温を下げる電力がかかり、電気代がかさみます。
電気代を節約するには、一度適温まで冷やしたら、「自動運転」にしてそのままの温度を保つのが正解。子どもの送り迎えや近所への買い物など短時間の外出なら、つけっぱなしでお出かけを(エネチェンジ調べ)。
すでに真夏日もあり、エアコンを稼働した方も多いのではないでしょうか? 在宅時間が長くなりそうな今年の夏は、電気代や水道代をできる限り抑えたいもの。
ここでは、さまざまな場合の電気代を比較。上手な使い方を節約アドバイザーの丸山晴美さんに教えてもらいました。
日中、家にいる場合、大きなウェイトを占めるのがエアコンです。
・エアコンは26℃運転と、28℃運転+扇風機どっちがおトク?
結論からお答えすると、後者。エアコンの冷房運転の設定温度を26℃から28℃へ2℃上げ、扇風機を併用すると、節電かつ快適さを保つことができます。
たとえば、エアコンのみを26℃で運転した場合を100とした場合、28℃設定にしただけでも約20%の節電になります。扇風機の弱〜中相当(20〜30W)を一日中使っても約13〜20円。月あたり約390〜600円です。
1日9時間の使用で1シーズン(冷房期間112日)で約1640円の節約に。これを、1日18時間運転した場合、1シーズン約3280円の節約。さらに扇風機の電気代が約1088〜1633円/(1日あたり18時間使用)でも、併用運転の方が節電になります。
(参照/「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬2017」などより筆者試算)
また古いエアコンは、最新式のものに比べると消費電力が高いため、購入から10年以上たっているものであれば、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
(参照/エネチェンジ)
リビングなど、利用時間や利用人数が多い場所のエアコンから買い替えると、節電効果が高くなります。また最新のエアコンは、消費電力だけではなく機能や性能も向上しているので、より快適に過ごすことができるでしょう。
エアコンの掃除をして、すがすがしく暮らしませんか?
家事大好き芸人の家事えもんこと松橋周太呂さんに、100円グッズを使ったお掃除テクを教えていただきました。
コンセントを抜いてフィルターを外し、掃除機でホコリを吸い、水洗いを。
「汚れがひどいときは食器用中性洗剤を使って」
すすいで完全に乾かして元に戻します。
セスキ炭酸水(右手)でふいてから、水ぶき(左手)
本体はマイクロファイバー手袋でふきます。片方にセスキ炭酸水をつけ、もう片方は水を含ませてかたく絞る。
「セスキの方でふいてから水ぶきすれば、一気に掃除完了!」
マイクロファイバー手袋の下には、ゴム手袋を重ねておくと手が汚れなくてラクチン。
エアコンのコンセントを抜き、送風口にお掃除スティックを差し込んで汚れをふき取る。
「スティックを曲げて使うと、中の方まで入れやすいですよ」
エアコンは使用すればするほどチリやホコリを吸い込み、かなり汚れがたまっていることも!
お手入れすれば部屋の空気も清潔になり、電気代の節約になったりといいことづくめ。自分でできるケア方法を、プロに教えてもらいました。
汚れたエアコンを使っていると、夏型過敏性肺炎になる恐れも。内部の掃除は定期的にプロに頼むのがおすすめですが、自分で掃除できる部分だけでも掃除して、清潔を保ちましょう。正しい掃除の方法を、おそうじ本舗の尾崎真さんに教わりました。
自分でできるエアコンお手入れ法
いきなりフィルターを外すと、ホコリが周囲に広がることに。
「まず掃除機でフィルター表面のホコリを吸い取ります」
フィルターを外して浴室に運び、水洗い。
「内側から水圧で目に入った細かなホコリを追い出します」
ホコリが落ちたら、乾いたタオル2枚でフィルターをはさみ、水気をふき取って。
「両側からたたくようにすると、早く乾きますよ」
ペーパータオルをお湯で湿らせたお掃除棒を差し込み、汚れを除去。ペーパータオルが汚れたら、きれいな面に折り直して汚れをふき取って。
乾いたぞうきんで上部やフチのホコリをふき掃除。カバーの外側も忘れずに。
「手を切ることもあるので、アルミ板でできた熱交換器には触れないで」
油断できないのが熱中症。おうちでできる効果的な対策や、外出するときに気をつけるべきことを、熱中症に詳しい清益功浩先生に教えてもらいました。
熱中症は、気温が上がるときに、体温調整ができなくなり、全身にさまざまな症状が起こる病気です。
「日本の夏は高温多湿。気温が高いと体温も上がり、湿度が高いと汗が蒸発せず体温が下がりにくくなります。そこに弱い風や強い日差しといった条件が加わると、リスクはさらに上がります。暑さを上手に避けながら、寒暖差にも気をつけましょう」と清益先生。
エアコンは換気をしてくれません。そのため使用中でも、窓や玄関などをこまめにあけて、部屋の換気を。そのうえで部屋の室温を28℃に調節しましょう。
「気温がそれほど高くなくても、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、熱中症のリスクは上がります。また、エアコンの設定温度を28℃にしても、日差しなどの影響で30℃くらいになっていることも。自分のいるところのそばに温度計・湿度計を置いて、『室温』が28℃、湿度が50〜60%になるように調節を」
扇風機を併用すると部屋の冷気が循環し、温度のムラ防止になります。
クーラーによる冷えや運動不足で、むくみがちなふくらはぎ。たった1分で改善できる運動を、2015年ラグビーW杯で、日本代表のトレーナーを務めた佐藤義人さんに教わりました。
<目標回数>
左右各5秒×3回
1:8cmほどの段差に足指をのせる
新聞や雑誌を重ねて束ねた物や、玄関の段差など、8cmほどの高さの上に片足裏のつま先から1/3ほどをのせて立つ。背筋をのばし、ひざが曲がらないようにする。
<ポイント>
・ひざをのばす
2:体重をかけてひざ裏をのばす
つま先側に体重をかけてひざ裏をのばし、背中を反らせて胸をはる。体重はかかとに垂直にのせるようにして、5秒キープし、反対側も同様に行う。
<ポイント>
・背筋をのばして胸をはる
・かかとが浮かないように
NG例
つま先が外側に開かないように。
段差に対して、つま先が垂直になるようにのせて。足裏を斜めにのせると、ひざに負担がかかり、痛めてしまう危険も。
<文/ESSEonline編集部>
ここではESSEonlineに掲載したエアコン関連の記事から、掃除や節約、快適な温度についての人気の記事を集めました。
エアコン代を節約する方法。電気代を抑えて快適に過ごす
●エアコン代が節約できるのは?外出のたびオフor一日じゅう運転
「エアコン」といえば、電気代がかさむ原因になりがち。読者アンケートでも知りたいという声が多かった「エアコンのおトクな使い方」について、ENECHANGE株式会社(以下エネチェンジ)と、節約アドバイザーの丸山晴美さんに聞きました!
少しでも電気代を節約できるエアコンの使い方って?(※写真はイメージです)
・こまめなオンオフVSつけっぱなし
エアコンがもっとも電力を使うのは、室内温度を設定温度まで下げるとき。気温が高い日中にこまめにスイッチをオンオフすると、その都度室温を下げる電力がかかり、電気代がかさみます。
電気代を節約するには、一度適温まで冷やしたら、「自動運転」にしてそのままの温度を保つのが正解。子どもの送り迎えや近所への買い物など短時間の外出なら、つけっぱなしでお出かけを(エネチェンジ調べ)。
●電気代を抑えて部屋を冷やす。エアコンと一緒に使うべきものは?
すでに真夏日もあり、エアコンを稼働した方も多いのではないでしょうか? 在宅時間が長くなりそうな今年の夏は、電気代や水道代をできる限り抑えたいもの。
ここでは、さまざまな場合の電気代を比較。上手な使い方を節約アドバイザーの丸山晴美さんに教えてもらいました。
【夏の日中(14時頃)消費電力(在宅世帯平均)】
エアコン 58%
冷蔵庫 17%
照明 6%
テレビ 5%
温水洗浄便器 0.6%
待機電力 3%
その他 10%
(出所/資源エネルギー庁「家庭の節電対策メニュー」より)
エアコン 58%
冷蔵庫 17%
照明 6%
テレビ 5%
温水洗浄便器 0.6%
待機電力 3%
その他 10%
(出所/資源エネルギー庁「家庭の節電対策メニュー」より)
日中、家にいる場合、大きなウェイトを占めるのがエアコンです。
・エアコンは26℃運転と、28℃運転+扇風機どっちがおトク?
結論からお答えすると、後者。エアコンの冷房運転の設定温度を26℃から28℃へ2℃上げ、扇風機を併用すると、節電かつ快適さを保つことができます。
たとえば、エアコンのみを26℃で運転した場合を100とした場合、28℃設定にしただけでも約20%の節電になります。扇風機の弱〜中相当(20〜30W)を一日中使っても約13〜20円。月あたり約390〜600円です。
1日9時間の使用で1シーズン(冷房期間112日)で約1640円の節約に。これを、1日18時間運転した場合、1シーズン約3280円の節約。さらに扇風機の電気代が約1088〜1633円/(1日あたり18時間使用)でも、併用運転の方が節電になります。
(参照/「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬2017」などより筆者試算)
また古いエアコンは、最新式のものに比べると消費電力が高いため、購入から10年以上たっているものであれば、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
(参照/エネチェンジ)
リビングなど、利用時間や利用人数が多い場所のエアコンから買い替えると、節電効果が高くなります。また最新のエアコンは、消費電力だけではなく機能や性能も向上しているので、より快適に過ごすことができるでしょう。
自分でエアコンを掃除したい!100円グッズで簡単にできます
●エアコン掃除は100円グッズでラクラク。テレビ台のホコリ防止テクも
エアコンの掃除をして、すがすがしく暮らしませんか?
家事大好き芸人の家事えもんこと松橋周太呂さんに、100円グッズを使ったお掃除テクを教えていただきました。
コンセントを抜いてフィルターを外し、掃除機でホコリを吸い、水洗いを。
「汚れがひどいときは食器用中性洗剤を使って」
すすいで完全に乾かして元に戻します。
セスキ炭酸水(右手)でふいてから、水ぶき(左手)
本体はマイクロファイバー手袋でふきます。片方にセスキ炭酸水をつけ、もう片方は水を含ませてかたく絞る。
「セスキの方でふいてから水ぶきすれば、一気に掃除完了!」
マイクロファイバー手袋の下には、ゴム手袋を重ねておくと手が汚れなくてラクチン。
エアコンのコンセントを抜き、送風口にお掃除スティックを差し込んで汚れをふき取る。
「スティックを曲げて使うと、中の方まで入れやすいですよ」
●自分でできるエアコンお手入れ法。洗剤不要、電気代節約にも
エアコンは使用すればするほどチリやホコリを吸い込み、かなり汚れがたまっていることも!
お手入れすれば部屋の空気も清潔になり、電気代の節約になったりといいことづくめ。自分でできるケア方法を、プロに教えてもらいました。
汚れたエアコンを使っていると、夏型過敏性肺炎になる恐れも。内部の掃除は定期的にプロに頼むのがおすすめですが、自分で掃除できる部分だけでも掃除して、清潔を保ちましょう。正しい掃除の方法を、おそうじ本舗の尾崎真さんに教わりました。
(1) 掃除機でホコリを吸う
自分でできるエアコンお手入れ法
いきなりフィルターを外すと、ホコリが周囲に広がることに。
「まず掃除機でフィルター表面のホコリを吸い取ります」
(2) フィルターを洗う
フィルターを外して浴室に運び、水洗い。
「内側から水圧で目に入った細かなホコリを追い出します」
ホコリが落ちたら、乾いたタオル2枚でフィルターをはさみ、水気をふき取って。
「両側からたたくようにすると、早く乾きますよ」
(3) 吹き出し口をふく
ペーパータオルをお湯で湿らせたお掃除棒を差し込み、汚れを除去。ペーパータオルが汚れたら、きれいな面に折り直して汚れをふき取って。
(4) ぞうきんでふく
乾いたぞうきんで上部やフチのホコリをふき掃除。カバーの外側も忘れずに。
「手を切ることもあるので、アルミ板でできた熱交換器には触れないで」
健康的にエアコンを使うには何℃に設定する?むくみ対策も
●熱中症対策のエアコンの鉄則。28℃設定がベスト、ただし…
油断できないのが熱中症。おうちでできる効果的な対策や、外出するときに気をつけるべきことを、熱中症に詳しい清益功浩先生に教えてもらいました。
熱中症は、気温が上がるときに、体温調整ができなくなり、全身にさまざまな症状が起こる病気です。
「日本の夏は高温多湿。気温が高いと体温も上がり、湿度が高いと汗が蒸発せず体温が下がりにくくなります。そこに弱い風や強い日差しといった条件が加わると、リスクはさらに上がります。暑さを上手に避けながら、寒暖差にも気をつけましょう」と清益先生。
エアコンは換気をしてくれません。そのため使用中でも、窓や玄関などをこまめにあけて、部屋の換気を。そのうえで部屋の室温を28℃に調節しましょう。
「気温がそれほど高くなくても、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、熱中症のリスクは上がります。また、エアコンの設定温度を28℃にしても、日差しなどの影響で30℃くらいになっていることも。自分のいるところのそばに温度計・湿度計を置いて、『室温』が28℃、湿度が50〜60%になるように調節を」
扇風機を併用すると部屋の冷気が循環し、温度のムラ防止になります。
●エアコンによるむくみ。1分の「ふくらはぎのばし」で改善!
クーラーによる冷えや運動不足で、むくみがちなふくらはぎ。たった1分で改善できる運動を、2015年ラグビーW杯で、日本代表のトレーナーを務めた佐藤義人さんに教わりました。
<目標回数>
左右各5秒×3回
1:8cmほどの段差に足指をのせる
新聞や雑誌を重ねて束ねた物や、玄関の段差など、8cmほどの高さの上に片足裏のつま先から1/3ほどをのせて立つ。背筋をのばし、ひざが曲がらないようにする。
<ポイント>
・ひざをのばす
2:体重をかけてひざ裏をのばす
つま先側に体重をかけてひざ裏をのばし、背中を反らせて胸をはる。体重はかかとに垂直にのせるようにして、5秒キープし、反対側も同様に行う。
<ポイント>
・背筋をのばして胸をはる
・かかとが浮かないように
NG例
つま先が外側に開かないように。
段差に対して、つま先が垂直になるようにのせて。足裏を斜めにのせると、ひざに負担がかかり、痛めてしまう危険も。
<文/ESSEonline編集部>