会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平(画像はスクリーンショット)

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守護神・イグレシアスの火消しに「しっかり抑える辺りはさすがだなと」

エンゼルス 3ー2 マリナーズ(日本時間5日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・投手」で出場。今季5度目の“リアル二刀流”で6回4安打2失点10奪三振、渡米後初の無四球の好投で今季2勝目を挙げた。試合後の主な一問一答は以下の通り。

――シーズン序盤は四球が多かったが、少なくなった。無四球だった。
「メカニックじゃないかなと思っています」

――コントロール重視で球速を抑えたのか。
「というのはないですかね。ランナーが出た場面とか、そういう場面は球速が上がったりしているので。自分でもそこまでコントロールしているわけではないです。勝手になるのかなと思います」

――6回の投球を見て疲れていると。
「球速というか変化球のキレ自体も落ちてきていた。どの投手もそうだと思うんですけど。前回が前回だっただけに、最後のイニングは監督としても少し怖い部分があるのかなと思うので。もっと安定して7回を抑えるところを見せられれば、迷うことなく使ってもらえるんじゃないかなと思います」

――先頭打者に本塁打を打たれた。そこから落ち着いて投げていた。変えたことは。
「打たれているのはもちろん全部甘い球なので。そこが反省点かなと思いますし、気を抜いた時にやっぱり長打が出て、スコアリングポジションにいくことが多かったので。またそこは反省しないとと思っています」

――ここ数試合は真っすぐの制球がいい。制球が安定したことで他の変化球が生きて打ち取りやすくなっているか。
「前回は真っすぐ多めで投げて、今回も1巡目も真っすぐを基本的に多めに投げたので。2巡目以降に変化球も通りやすかったのかなと感じました」

――ブルペン陣の活躍。特にイグレシアス投手について。
「今日のゲームはそこに尽きるなという感じじゃないですかね。そこで仕事をする辺り、さすがだなと思いますし。勝ちパターンで投げるプレッシャーもあると思うんですけど、しっかり抑える辺りはさすがだなと思ってみてました」(Full-Count編集部)