『アラジン』より。ウィル・スミス演じるランプの魔人ジーニーの真っ青なビジュアルが話題に!
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 本日(21日)、日本テレビ系・金曜ロードショー(毎週金曜夜9時〜)で、ディズニーの名作アニメを27年を経て実写化した大ヒット作『アラジン』が本編ノーカットでテレビ初放送される(11時29分までの35分拡大放送)。放送を前に、吹替えキャストを振り返る。

 実写版『アラジン』は、貧しくも清らかな心を持つ青年アラジンが、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミン、“3つの願い”を叶えることができるランプの魔人ジーニーと出会い、冒険を繰り広げるファンタジー。監督は『スナッチ』『シャーロック・ホームズ』などで知られ、現在『ジェントルメン』が公開中のガイ・リッチー。日本では2019年6月に公開され、ウィル・スミスが好演したランプの魔人ジーニーの強烈なビジュアルのほか、「ホール・ニュー・ワールド」「フレンド・ライク・ミー」「スピーチレス〜心の声」など楽曲の数々、中村倫也ら日本語吹き替え版キャストも話題を呼び、121.6億円の興行収入を記録。その年の実写映画で第1位となった。

 吹替えキャストには、主人公アラジン(演:メナ・マスード)に中村倫也、ジーニー(演:ウィル・スミス)に山寺宏一、ジャスミン(演:ナオミ・スコット)に木下晴香。催眠術で操る国務大臣のジャファー(演:マーワン・ケンザリ)に北村一輝、ジャスミンの父で国王のサルタン(演:ナヴィド・ネガーバン)にアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の艦長・沖田十三役のほか、洋画吹き替えではトミー・リー・ジョーンズ、アル・パチーノらを担当してきた菅生隆之。

 アニメ版には登場しなかった新キャラクターで、ジャスミンの侍女ダリア(演:ナシム・ペドラド)にアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎や「ルパン三世」の峰不二子役で知られる沢城みゆき。ジャファーの右腕で宮殿の衛兵ハキーム(演:ヌーマン・アチャル)に、アニメでは「新テニスの王子様」の三船入道役、洋画吹き替えではマーク・ラファロやクリスチャン・ベイルらを担当してきた宮内敦士。ジャスミンに求婚するアンダース王子(演:ビリー・マグヌッセン)に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の魘夢(下弦の壱)役のほか、吹き替えではオーランド・ブルーム、チャン・グンソク、トム・ヒドルストンらを担当してきた平川大輔。

 アラジン役の中村は、テレビ初放送に向け「アラジンの声を演じるにあたり、彼の持つ生命力とコンプレックス、真っ直ぐな想いが声に乗るように意識しました。普段の芝居と違い、ブースでウィルスミスさんの英語と掛け合いをしながら収録していたのですが、途中山寺さんの吹き替えが入ったらこちらの芝居もみるみる変わり、頭から録り直してもらいました。ジーニーのように、山寺さんは偉大です」と、ジーニー役の山寺に刺激を受けたアフレコを述懐。お気に入りのシーンにも触れている。

 「僕のお気に入りのシーンは、パーティーの会場で気後れしたアラジンが、ジャスミンになかなか話しかけに行けず、もじもじとしているシーンです。この場面のアラジンとジーニーの会話が気に入ってます。笑 テレビ初放送という事で、是非アラジンと共に、夢と魔法の冒険を楽しんでください。ご自宅のクッションを魔法の絨毯に見立てながら」(編集部・石井百合子)