栃木県と宇都宮市は26日、新型コロナウイルスについて新たに15人の感染と1人の死亡を確認したと発表しました。

また、すでに陽性が判明していた7人が変異株に感染していたと発表しました。

感染が確認されたのは、小山市、宇都宮市、鹿沼市、真岡市、下野市、壬生町、益子町、東京都、大分県の10代の小学生から90代の男女15人です。

このうち3人は県内54例目のクラスターが発生した上三川町の病院の入院患者と勤務する医療従事者です。

この病院での陽性者は、合わせて26人となりました。

また、県は26日、新型コロナウイルスに感染していた患者1人が死亡したと発表しました。

先月18日以来で、亡くなった人の数は累計で71人となりました。

これで県内の感染者は累計で5242人です。

現在の療養者は199人で、このうち重症は4人、入院調整中は11人となっています。

一方、変異株について県は新たに7人の確認を発表しました。

このうち20代から30代の男性6人は、これまでの感染者と関連があります。

変異株患者の累計は81人になりました。

近県の状況について、埼玉県は109人の感染と1人の死亡が、茨城県は35人の感染と1人の死亡が、群馬県では30人の感染がそれぞれ確認されました。