任期満了に伴う真岡市長選挙は、現職と新人の一騎打ちで12年ぶりの選挙戦となっています。

立候補したのは届け出順に、現職で2期目の当選を目指す石坂 真一候補65歳と、前の市議会議員で県議会議員も務めた佐々木 重信候補81歳です。

現職の石坂候補は故・岩崎 純三参議院議員の秘書などを経て政界へ入り、県議を6期、自民党県連の幹事長も務め、2017年の市長選挙で無投票で初当選しました。

選挙戦では県内でいち早く整備したPCRセンターなど、これまでの手腕を生かした実績を強調します。

公共施設を一つにまとめ中心市街地活性化を目指し、子育てなどの拠点にしたい考えです。

新人の佐々木候補は、元農水省の職員で地元に戻り、幼稚園などを運営してきました。

市議と県議を経験し、市長選挙には3度目の挑戦です。

佐々木候補は、市が複合的な交流拠点の1つとする新たな図書館の建設に反対の立場を示していて、新型コロナウイルスによる難局を乗り切るため市民全員に1人当たり5万円を支給するなどの施策を掲げます。