新型コロナウイルスワクチンの一般高齢者向けの集団接種が21日、県内で初めて小山市で行われ、事前予約をしたおよそ300人が接種を受けました。

小山市では、一般高齢者向けのワクチン接種を県内の自治体で先陣を切って始め、初日は320人が接種を受けました。

接種を受ける人は検温して会場に入り、持参した予診票と接種券とともに運転免許証などで本人確認をします。

続いて、事前に記入した予診票のチェックを受けてから医師が接種できる健康状態にあるかを判断します。

終了後に接種済のシールを貼った接種券を受け取り、別室でアレルギー反応が出ないか15分から30分ほど待機して完了となります。

市では、22日と24日も事前予約をした人に接種を行います。

いずれの日も325人を予定していて、キャンセルが出た場合は、その分のワクチンを医療従事者の接種に充てるということです。

今回のワクチン接種の事前予約は4月16日にインターネットと電話で受付が始まりましたが、開始からわずか5分で975人分全てが終了しました。