真岡市長選挙 戦いの構図
4月18日告示された真岡市長選挙の戦いです。
立候補したのは届け出順に、現職で2期目の当選を目指す県議会議員6期と自民党県連の幹事長も務めた、石坂真一候補(65)と前の市議会議員で県議会議員も務めた佐々木重信候補(81)です。
現職の石坂候補は故・岩崎純三参議院議員の秘書などを経て政界へ入り、2017年の市長選挙に無投票で初当選しました。
自民党と公明党の支援を得て市議19人も支持します。選挙戦で訴えるのは県内でいち早くPCRセンターを整備するなど、これまでの手腕を生かした実績です。
日本一のイチゴ、工業団地とバランス良く発展してきた真岡市ですが、公共施設を一つにまとめ中心市街地活性化を目指し、子育てなどの拠点にしたい考えです。
新人の佐々木候補は元農水省の職員で地元に戻り幼稚園などを運営してきました。
市議と県議を経験し市長選挙には3度目の挑戦です。
選挙戦の初日は立憲民主党県連代表の福田昭夫衆議院議員が駆け付けました。
佐々木候補は市が複合的な交流拠点の1つとする新たな図書館の建設に反対の立場を示していて、新型コロナウイルスによる難局を乗り切るため、市民全員に1人当たり5万円を支給するなどの施策を掲げます。
この年でも私がやらざるを得ないと、立候補を決めたと訴えます。
真岡市長選挙は25日に市内43の投票所で投票が行われ即日開票されます。
また、24日まで真岡市公民館真岡西分館と二宮コミュニティセンター、イオンタウン真岡の3カ所で期日前投票を行っています。