悲願のマスターズ初優勝を果たした松山英樹【写真:Getty Images】

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マスターズ最終日、松山が日本男子初の海外メジャー制覇

 米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山英樹(LEXUS)が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで初優勝。日本男子初の海外メジャー優勝、アジア人初のマスターズ制覇を成し遂げた。日本のスポーツ界からも早速、祝福の声が寄せられている。

 松山は8、9番で連続バーディーを奪うなど、2位との差を5打に広げて前半を終える。後半15番パー5で2打目がグリーンをオーバーし、池に入れてしまいボギー。16番もボギーとしたが、正念場の17番はパーセーブ。最終18番はボギーだったが、リードを守り切った。優勝セレモニーでのスピーチでは「Thank You!」などと高らかに感謝を述べ、笑いを誘っていた。

 日本のスポーツ界からも、祝福の声が早速あがっている。松山の快挙前、マスターズで09年に日本人最高成績の4位になっていた片山晋呉は「やりました!! 見れて幸せでした! ありがとう」と、V決定直後に自身のツイッターにつづった。

 ギリシャ1部PAOKに所属する香川真司も自身のツイッターに「松山選手マスターズ優勝おめでとうございます 凄いな。興奮したし感動した」と絵文字付きで投稿。アルファタウリ・ホンダの20歳・角田裕毅は英国からテレビで観戦していたようで「松山英樹さん、マスター優勝おめでとうございます!!凄い 感動しました!」とツイッターにつづった。サントリーサンゴリアスに所属し、19年W杯日本大会にも出場した中村亮土は「おめでとうございます! 同い年とは……落ち着いてるし焦らないし勉強なる」とツイートした。(THE ANSWER編集部)