らしくない打撃が続く巨人・岡本和真 (C) Kyodo News

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◆ 悩める主砲、立浪さんはどう見た?

 巨人が今季8試合目にして早くも3つめの引き分け。3日のヤクルトとの一戦はトレードで放出した田口麗斗に苦しめられたが、8回・9回に相手のリリーフ陣を打ち、なんとかドローに持ち込んだ。

 3日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の立浪和義氏は、この試合のポイントに「主砲・岡本和真の不振」を挙げた。

 3年連続で30本塁打以上を記録し、昨季は本塁打と打点の二冠に輝いた押しも押されもせぬ巨人の4番。しかし、今季はここまで打率.200、開幕から8試合で未だ本塁打はゼロと調子を崩している。

 この試合も、第1打席から2打席連続で三振。0−2と2点を追う6回も、ゼラス・ウィーラーと坂本勇人の連打で一死一・二塁とチャンスを作ってもらった中、1ボール・1ストライクからのカットボールを打ち損じて遊ゴロ併殺。得点機をつぶしてしまう。

 さらに8回、代わった清水昇に対し、3番・坂本が適時二塁打を放って1点差。なおも二死二塁というチャンスで打席に向かったが、甘いコースも一発で仕留めることができず、ファウルになるシーンが目立ち、最後は10球目のフォークを振らされて空振りの三振。この試合でも4番の仕事を果たすことができなかった。

 立浪氏は勝ちきれない巨人の現状について、「やはり4番が打たないと、なかなか得点はできないですよね」と岡本の現状を心配。具体的には、「バックスイングでトップを作った時に、手が背中の方に入っている」という技術的な部分を挙げる。

 「決めないといけないボールがファウルになってしまうというのは、バットが外から回っているということ。インサイドを打ちに行くときも、身体を開かないとバットが出てこないようなトップの位置になっている」と、“バットの出方”が打ち損じにつながっていると推測。「そのうち良くなるとは思いますけど」と、これまでの経験値で不振を乗り越えていくことを期待したが、果たしてトンネル脱出はいつになるのか…。巨人としては、早いうちにキッカケとなる一本が出ることを信じて待つしかない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』