新幹線の車内で迷惑な客に出会ったことある人、いませんか?

そう聞くと「グループ客が酒飲んで大騒ぎしていた」「座席に荷物を置いて席を占領する人が...」などと、ムスッとした顔で愚痴を漏らす人は少なくない。

そんな新幹線でのモヤモヤ体験談をJタウンネットが募集したところ、読者から沢山の投稿が寄せられた。

数ある投稿の中から、今回は「ニオイ」にまつわるエピソードを紹介しよう。


「匂い」にまつわる、モヤモヤ話(画像はイメージ)

初めに紹介するのは、食べ物のニオイについて。兵庫県在住の40代女性・T子さん(仮名)は、隣に座ったサラリーマン風の男性が、海鮮系のつまみを食べ始めたことに顔をしかめる。

ビールにおつまみ、げっぷにマニキュア...

仕事の出張帰りで疲れが溜まっていたT子さん。新幹線の指定席を、窓際に取って座ったという。すると、隣の席には、サラリーマン風の男性が。座り方が少し乱暴で、「嫌な予感」がしていたそうだ。

「座り方が少し乱暴で嫌な予感がしたのですが...。
座ったとたんにプシュっとビールをあけ、臭いがする海鮮の乾物をつまみに、『あーっ』と声を出すわ、げっぷをするわ...。やっと晩酌が終わったと思ったら、今度は新聞をガサゴソ広げたり折り畳んだりして読んでいました。
静かにゆっくりしたい私はどんどん敏感になりイライラが膨らみました。新聞を読み終えて、私に安息の時間が訪れるとほっとしたら、降りるまで、ずっとイビキをかいていました。『消えろ!』と思うのと同時についてない自分にも腹が立ちました」

当の男性も、仕事で疲れていたのかもしれない。しかし新幹線には自分だけでなく、他人も乗車していることを忘れてはいけない。せめて、「げっぷ」だけでも我慢してくれていたら、T子さんもここまでイライラしていなかったかも......。


後ろから「シンナーのような匂い」。その正体とは(画像はイメージ)

福岡県に住む40代女性・Y子さん(仮名)が寄せたのは、後部座席から「ツーンとした刺激臭」が漂ってきたというエピソードである。その正体は、なんとマニキュアだったそうで...。

「シンナーのような匂いがだんだんと強くなり、薬品のボトルかなにかがあるのではないだろうか、と不安に思いました。
私は座席を立ち上がって、前後を見渡してみると、すぐ後ろの座席で60代くらいの2人の女性がマニキュアを塗っていました。
車内でマニキュアを塗ることが悪いこととも思ってなさそうな雰囲気で、どう注意したらいいかわからず、私はそのまま座ってしまいました。
でもその匂いによって体調が悪くなったので、『すみません...』と声かけしましたが、『???』という顔をしたままマニキュアを最後まで塗っていました」

ひじ掛けを見ると「靴下の先端が...」

最後に紹介するのは、京都府在住の会社員・Rさん(60代男性)が東京―京都間の新幹線内で体験したエピソード。

名古屋駅から乗車したスーツを着た50代くらいの男性が、彼の後ろの座席に座ったという。そのまま新幹線が発車。しばらくすると「ム〜ンと独特の嫌な臭い」が、ひじ掛けから漂ってきたという。


ひじ掛けを見ると、靴下の先端が...(画像はイメージ)

「(後ろに座った男性が)靴を脱いで、私の席の肘掛けに靴下の先端が...。
そう、後ろから狭い隙間に足を乗せていたのです。
しばらくは苦痛に耐えていましたが、耐えきれず空いている席に移動しました。ですが、体に匂いが染みついたような気分で、着いた京都での食事は美味しくありませんでした」

スメルハラスメントというか......もはや「臭いテロ」である。その場だけでなく、降車後の食事にまで影響を及ぼしている。Rさんにとっては、最悪な一日になったことだろう。

新幹線で出会った「迷惑な客」いませんか?

新幹線内でイラっと、モヤっとしたことがある人はいるだろうか。そんな体験談をJタウンネットでは募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的なエピソード(どんなことにイラッとしたのかなど、500文字程度〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。