ヒット街道を進んでいくー!
 - (C) 2021『花束みたいな恋をした』製作委員会

写真拡大

 土日2日間(3月6日〜3月7日)の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、菅田将暉と有村架純がダブル主演を務めた『花束みたいな恋をした』が6週連続1位を獲得。藤原竜也と竹内涼真共演の新作『太陽は動かない』は初登場3位となった。

 「東京ラブストーリー」「カルテット」などの坂元裕二が脚本を書き下ろした『花束みたいな恋をした』は、終電を逃して偶然出会った大学生の麦(菅田)と絹(有村)の5年間を描くラブストーリー。1月29日の公開以来、順調にヒット街道を進んでおり1位の座を守っている。

 3位に初登場となったのは作家・吉田修一のサスペンス小説を『海猿』『MOZU』などの羽住英一郎監督が映画化した『太陽は動かない』。秘密組織に所属するエージェントの鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)が心臓に爆弾を埋め込まれ、死の危険が迫る中、極秘情報をめぐる頭脳戦に挑んでいく。

 ディズニー・アニメーションの最新作『ラーヤと龍の王国』は6位スタートを切った。かつて龍に守られた王国を邪悪な魔物が襲い、“龍の石”の守護者一族の娘ラーヤは、王国に平和を取り戻すために冒険の旅に出る。日本語吹き替え版声優として吉川愛(ラーヤ役)、高乃麗(“最後の龍”シスー役)、森川智之(ラーヤの父親ベンジャ役)が参加している。

 ほか新作では5日公開の『ARIA The CREPUSCOLO』が10位にランクイン。天野こずえのコミックをもとにしたアニメシリーズで、オレンジぷらねっとのメンバーを中心にした物語を描く劇場版。ボイスキャストには広橋涼、佐藤利奈、茅野愛衣などが名を連ねる。

 今週は8日に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開。『ブレイブ −群青戦記−』『すくってごらん』『映画しまじろう「しまじろうと そらとぶふね」』『ビバリウム』などが公開される。(ランキング・数字などは興行通信社調べ)(編集部・海江田宗)

【2021年3月6日〜3月7日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『花束みたいな恋をした』:6週目
2(2)『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:21週目
3(初)『太陽は動かない』:1週目
4(3)『名探偵コナン 緋色の不在証明』:4週目
5(4)『ライアー×ライアー』3週目
6(初)『ラーヤと龍の王国』:1週目
7(9)『劇場版ポケットモンスター ココ』:11週目
8(6)『樹海村』:5週目
9(7)『映画 えんとつ町のプペル』:11週目
10(初)『ARIA The CREPUSCOLO』:1週目