ボブ・マーリー
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 レゲエの先駆者、ボブ・マーリーを描いたタイトル未定の伝記映画の監督を、サンダンス映画祭で注目を浴びた映画『モンスターズ・アンド・メン(原題)/ Monsters and Men』のレイナルド・マーカス・グリーンが務めることになった。Deadlineほか複数メディアが報じている。

 本作は、20世紀フォックス時代に製作部のトップとして映画『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたエマ・ワッツが社長に就任したパラマウント・ピクチャーズのもと企画されている作品。製作は、ボブ・マーリー自身のレーベル、タフ・ゴングを通して、ボブ・マーリーの妻リタ・マーリー、息子ジギー・マーリー、娘セデラ・マーリーらが担当する。

 36歳の若さで亡くなったマーリーは、「Get Up, Stand Up」「One Love」「No Woman, No Cry」「Jamming」「Buffalo Soldier」などの楽曲を世に送り出し、ジャマイカ音楽の世界的な普及に大きく貢献した。

 グリーン監督は、2018年にサンダンス映画祭に出品した『モンスターズ・アンド・メン(原題)』で審査員部門の Outstanding First Feature を獲得して高く評価され、現在は、ウィル・スミス主演で、テニス界のスター、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父親リチャード・ウィリアムズを描いた『キング・リチャード(原題) / King Richard』を手掛けている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)