鷹・千賀、初ブルペンでいきなり153キロ 立ち投げ15球「身体問題なく投げられた」
両ふくらはぎのコンディション不良でキャンプ初日からリハビリ組で調整している千賀
ソフトバンクの千賀滉大投手が宮崎キャンプ第4クール最終日の16日、このキャンプで初めてブルペン入りした。捕手を立たせたまま15球を投げた。
両ふくらはぎのコンディション不良のため、宮崎キャンプ初日からリハビリ組で調整を続けてきた千賀。慎重に段階を進め、宮崎キャンプも折り返しを過ぎたこの日、ようやくブルペンに初めて入り、マウンドの傾斜を確かめるように15球を投じた。
同じくリハビリ組で調整している柳田悠岐外野手が打席に立ってボールをチェック。スラーブも2球交え、球団によれば、ストレートの最速は153キロを記録したという。投球を終えた千賀は「立ち投げというよりはキャッチボールの延長で傾斜で投げるという動作確認。身体も問題なく投げられました。しっかりコンディション、状態を上げていきたい」とコメント。
昨季は最多勝、最優秀防御率、最多奪三振と投手3冠に輝いた千賀。今季もエースとして開幕投手候補の筆頭とされていたが、調整が遅れており、開幕に間に合うか、心配されている。(Full-Count編集部)