カボチャ料理というと、素材の甘味とお砂糖をプラスした、煮物などのおかずが浮かんできますよね。
今回は、甘くないカボチャおかずを紹介します。「カボチャと鶏肉のピリ辛中華炒め」は、とってもご飯が進むんです。




カボチャと鶏肉のピリ辛中華炒め

ゴマ油で香り高く鶏肉もしっとり。「カボチャと鶏肉のピリ辛中華炒め」レシピ



甘くないカボチャおかず! 豆板醤が味の決め手に。

●カボチャと鶏肉のピリ辛中華炒め




【材料(4人分)】

・カボチャ 1/5個(350g)

・鶏胸肉 1枚(300g)

・長ネギ 1本

・A[塩小さじ1/3 コショウ少し]

・片栗粉、ゴマ油 各小さじ1

・B[サラダ油大さじ1 ショウガ(みじん切り)小さじ1 豆板醤小さじ1/2]

・C[酒大さじ2 しょうゆ大さじ1 砂糖ふたつまみ]

【つくり方】

(1) カボチャは種とワタを取ってラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。粗熱がとれたら1cm厚さのいちょう切りにする。



(2)長ネギは3cm長さのぶつ切りにする。鶏肉は1cm厚さのそぎ切りにし、Aをもみ込み、片栗粉、ゴマ油を順にからめる。



(3) フライパンにBを入れて中火にかけ、香りが立ってきたら(2)の長ネギと(1)のカボチャを加え、さっと炒め合わせる。(2)の鶏肉を加えて水大さじ3(分量外)をふり入れ、フタをして2分加熱する。フタを取って少し焼き色がつくまでさらに2分炒め、仕上げにCを加えて全体を混ぜる。



[1人分247kcal]




<ポイント>


鶏胸肉はゴマ油をからめておくと、火をとおしてもパサつきにくく、香りもアップする。

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【上田淳子さん】



料理研究家。双子の息子の母で、20年以上食卓をきり盛りした経験から生み出されるレシピにファンも多い。著書に『フランス人が愉しむ3つの前菜。
』(誠文堂新光社刊)など多数。