井岡一翔(撮影は2019年)【写真:荒川祐史】

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最新版PFPでゴロフキンに代わり井岡がトップ10入り

 権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」が全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)を更新。大晦日にWBO世界スーパーフライ級タイトルを防衛した井岡一翔(Ambition)が10位に入った。

 井岡は日本人2人目の4階級制覇を世界最短で狙った同級1位の田中恒成(畑中)に8回TKO勝ち。2度目の防衛を達成した。試合後のリング誌の記事では「カズト・イオカがコウセイ・タナカを8回に破壊し、劇的な内容で115ポンドのWBOタイトルを防衛」との見出しで「王者(井岡)は堅守を維持し、ジャブを効果的に使ってラウンドを進めた」「イオカは素晴らしかった」などと称賛されていたが、PFPに評価が反映された格好だ。前回10位だったIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と代わっての10傑入りとなった。

 WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は2位で前回から変動はなかったが、権威あるリング誌が格付けした全17階級の世界最強ランクのトップ10に日本人2人が同時に名前を連ねることになった。

 リング誌の最新PFPは以下の通り(順位横のカッコ内は前回順位)。

1位(1)サウル・アルバレス(メキシコ)
2位(2)井上尚弥(日本)
3位(3)テレンス・クロフォード(米国)
4位(4)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
5位(5)エロール・スペンスJr.(米国)
6位(6)テオフィモ・ロペス(米国)
7位(7)ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
8位(8)ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
9位(9)ジョシュ・テイラー(英国)
10位(-)井岡一翔(日本)(THE ANSWER編集部)