ぽっこりお腹を撃退!?年齢とともに難しくなる「お腹周り」のサイズをキープする方法

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「30代になってから体型が変わってきた」
「食事の量を減らしているのに、全然体重が減らない」

このような悩みを抱えている方いませんか??今回は年齢とともにダイエットに難しさを感じている方、特に、体型の変化が気になる30代以上の方におすすめの「お腹やせ法」についてご紹介します。

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1.食べ過ぎているつもりはないのに年々ぽっこりお腹が気になる理由

体重の増減や体型が崩れる原因はさまざま考えられますが、ひとつは、消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスに関係していると言われています。

1日の消費エネルギーの中で、7割近くを占めているのが「基礎代謝」で、心臓を動かす、呼吸をする、体温を保つなど、生きることを維持するために、最低限必要なエネルギーです。

若い時は、からだが成長するためにたくさんのエネルギーを必要とし、摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が多くなり、太りにくいと考えられます。

年齢を重ねると基礎代謝量が低下し、活動量に比例して筋肉量も減少するため、食べる量が変わっていなくても、摂取エネルギー量が消費エネルギー量を上回り、太りやすくなってしまうのです。

腹部はからだの中でも脂肪がつきやすい部位とされています。女性は30代を超えると5割以上の脂肪が腹部についているというデータもあります。そのため、20代の時よりもお腹がぽっこりしたと感じるようになるのです。

2.お腹やせを目指す女性におすすめの方法

2-1姿勢の改善

日常生活で姿勢を意識していますか?歩くとき、座っているときなど、猫背になったり反り腰になったりしていませんか?姿勢の悪さは、ぽっこりお腹の原因にもなりますし、見た目の印象にも影響を与えます。

歩くとき、座っているときは、骨盤がまっすぐな状態をキープしましょう。自然と腹筋と背筋に力が入りませんか?また、下腹部がぽっこりしないように意識するだけで、お腹まわりのたるみ改善にも繋がるはずです。

2-2タンパク質を意識した食事

体重を減らすために極端な食事制限をするのはNGです。特定の食材だけ取るようなダイエット方法ではなく、「栄養バランスのとれた食事」をするように心がけましょう。

そのなかでも大切なのは、タンパク質をしっかり摂取することです。からだを構成する筋肉や皮膚などは全てタンパク質から作られます。筋肉はエネルギーを多く消費する部位ですので、タンパク質をしっかり摂って筋肉量が減少しないようにしましょう。以下の目安を参考にして、タンパク質を摂るように意識してみてくださいね。

・普段運動をしていない方:体重×1.0g/日
・少し運動をしている方:体重×1.5g/日
・強度が高い運動をしている方:体重×2.0g/日

3.ダイエットをサポートしてくれる漢方薬とは?

「運動や食事のバランスに気を遣うのも、これ以上ストイックになれない…」
「頑張っているのにホルモンバランスの乱れで太ってしまった。」

そんな方には医薬品として効果と安全性が認められている漢方薬がおすすめです。

漢方薬は、自然由来の植物や鉱物などの生薬を組み合わせたものです。体質の改善に働きかけることで根本的な解決を目指すので、同じ症状を繰り返したくないという思いに応えてくれます。

バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手という場合でも、体質に合った漢方薬を毎日のむだけなら、手間なく続けられますね。漢方を上手く取り入れて、理想のスタイルを目指しましょう!

<ダイエットにおすすめの漢方薬>
・水太り、下半身のむくみが気になる方:防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
胃腸のはたらきや水分の代謝をよくして、体内の余分な水分を排出し、むくみや水太りを改善する漢方薬です。

・お腹周りの脂肪が気になる、便秘がある方:防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
過食の原因となる胃熱をとり、便通をよくして老廃物を排出し、血液の循環をよくして脂肪の代謝を改善する漢方薬です。

ただ、注意したいのは、漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の体重が増えてしまった原因に合っていない場合は、効果がないだけでなく、副作用の心配もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談することをおすすめします。



●あんしん漢方

4.大切なのは自分を見つめること

運動習慣を身に付けたり、エネルギー量や筋肉量、血行などを意識することは、この先の健康維持に大変重要なことです。人それぞれ体質や体型は異なりますので、他の人と比較して焦る必要はありません。現在の自分自身の運動習慣や食生活などを見返したり、自分と向き合ったりして、自分にとっての健康的な習慣を身につけることを目標にしましょう。

[文:あんしん漢方]

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 佐藤 瞳

製薬会社で臨床開発に従事後、「薬を実際に使っている患者さんの声が聴きたい!」との思いから、調剤薬局で勤務。病気を未然に防ぐライフスタイルや働く女性に役立つ漢方の情報を発信している。登録販売者試験講師としても活躍中。