【ファンキー通信】メイドさんにはやっぱり「おつかい」を頼みたい！？

　近頃のメイドはスゴい。以前、このファンキー通信でも取り上げた「メイド交響楽団」のように楽器を操るメイドもいれば、眼鏡を売るメイド（もちろん眼鏡着用）、果ては歯科医院に勤めるメイドまでいるらしい。もはやガチャ●ン並みに「万能選手」であるメイドたちだが、ここでひとつ素朴な疑問が。メイドの本来のお仕事って、そもそも何だっけ？？

　とある辞書で調べてみたところ、「メイド」の欄には「家事労働を行う、女性使用人を指す」と記されている。そう、メイドとは本来、お買い物などの家事労働を担ってくれる存在であるべきなのだ。ああっ、どこかにそんな正真正銘のメイドはいないのっ！？

　それが、いたのである。有限会社オーディン・コミュニケーションズでは、チャットやメールを通じてメイド達に頼んだお買い物を実際に代行してくれるといったサービスを開始。その名も、『おつかい☆メイドPROJECT』。５月１日からのスタートにも関わらず、それ以前に会員登録を済ませてしまうユーザーが続出したほどの人気ぶりだ。

　システムは次の通り。ユーザーは会員登録をした後、まず「ポイント（１ポイント＝１円）」なるものを購入。3000〜50000ポイントまでの５つのコースから選択、または必要な金額分だけ購入することもでき、メイドとチャットで会話を楽しむ際は１分間あたり50ポイントを費やす仕組みになっている。ただ、この他に通信料が別途かかる。もちろん、メールでお買い物を頼む場合は、商品の代金と手数料、送料だけでOK！　ポイントを使って、ホームページ内のSHOPから商品を購入することもできるんだとか。

　「商品には、メッセージを書き添えたメイドの生写真を同封して郵送しています。初回登録時にはもれなく250ポイントを無料で進呈していますので、ぜひ登録してみてください。ちょうど５分間、メイドとチャットを楽しめる計算になります。お買い物の相談も充分にしていただけると思いますよ」（有限会社オーディン・コミュニケーションズ　谷口さん）

　今後の展開としては、どのようなことを企画されていますか？

　「メイドが大勢集まりそうなので、イベントやオリジナルCDの作成、あとは『出張おつかいサービス』と題したフリーマーケットなども考えています。ホームページに登場しているキャラクターのグッズ展開などもしていきたいですね」（同）

　ちなみに、商品の購入場所は秋葉原限定。ジャンルはアダルトグッズや武器類、薬物類などの倫理道徳に反するものは当然受け付けられないそうなので、くれぐれもやましいことは考えないように。メイドさんを困らせちゃダメだぞ！　（安田明洋／verb）