【ファンキー通信】メイド交響楽団でクラシック萌え〜!?

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 皆さんはメイドと聞いて何を思い浮かべます? メイド喫茶? それともメイドリフレクソロジー? それとも・・・。「メイド何とか」がそこかしこにあふれていますが、最近、メイドを冠したすんごい音楽家たちがいるという噂を小耳に挟みました。その名も「メイド交響楽団」。やはりメイド服をきて、ジャジャジャジャーン! とクラシックを演奏するんでしょうか? 想像しただけで、萌えてくる楽団じゃあーりませんか。

 そこで早速、メイド交響楽団の責任者、かないさんにお話を聞いてきました。ズバリ、メイド交響楽団ってどんな楽団なんですか?

 「現役音大生および、OBが30名ほど在籍している平均年齢21歳の交響楽団です。楽団員が選曲、アレンジ、ステージ演出までを行う本格的な楽団です。コンサート衣装は、メイド服にジャケットを着たりします。オリジナル衣装もありますよ」(かないさん)

 メイド交響楽団を作るきっかけは、何でしょうか?

 「秋葉原はメイド喫茶などが多い場所ですが、メイドには人を癒す感じがありませんか? そこで、メイドとして“音で癒す”という発想からメイド交響楽団が生まれました。クラシック音楽というと、育ちのよいお嬢さん、お坊ちゃんが習っていたと想起させると思います。イメージは王宮にいるメイドなんですよ」(同)

 交響楽団といいますが、どんな楽器を演奏するのですか?

 「場所やイベントに応じていろいろなスタイルをとっています。使われる楽器はピアノ、フルートなどの管楽器から、チェロやバイオリンなどの弦楽器まで様々です。2人で演奏するデュオから4重奏のカルテットまで、演奏形態はバラエティに富んでいます」(同)

 ちなみに演奏する楽曲は、クラシックからアニメソング、スタジオジブリ作品の音楽、映画サントラなど幅広い。人気は新世紀エヴァンゲリオンの主題歌でおなじみ「残酷な天使のテーゼ」やかなり荘厳な感じのJ.S.バッハ「G線上のアリア」なんだとか。
 
 メイド交響楽団のメンバーと同じ名前のキャラクターが登場するアニメが作られる予定もあるそう。現在は秋葉原のイベントスペースやメイドカフェなどで定期的に演奏しているので、音楽で癒されたい! 萌えたい! というあなたは、メイド交響楽団の曲を聴きに秋葉原に出かけてみてはいかが?(押木真弓/verb)

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