【動画】「こういう監督にはぜったいなりたくないな」伊原春樹氏が野村克也氏との″確執説″に言及

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 11月24日、石毛宏典氏のYouTubeチャンネルに阪神や西武などでコーチを努めた伊原春樹氏が出演。確執があったとされている野村克也氏との関係について明かしました。

 自分がかつて下についた監督たちには「それぞれ吸収できるところがあった」と語った伊原氏。ただし人間的に「こういう監督にはなりたくないな」「いい監督だな」と感じることもあったとのこと。

 野村氏の話題に話が及ぶと、伊原氏は阪神時代の「盗塁ミス事件」に言及。横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)との試合に起こった事件で、その試合の3回か4回ごろに伊原氏は助っ人選手に通訳を交えて盗塁のアドバイスをしました。しかし助っ人選手は伊原氏のアドバイスに従わず、盗塁は失敗。ベンチに戻ると野村氏から「おい今のなんや」と指摘され、事情を説明したとのこと。

 ところがゲーム終了後、報道陣に囲まれた野村氏は盗塁失敗について「伊原が勝手にサイン出しやがって」とコメント。記者経由でそのコメントを知った伊原氏は「ふざけやがって」と思ったそうです。

 阪神入団時、走ることに関して野村氏から一任されていた伊原氏。ピッチャーやキャッチャー、配球の研究もして、ランナーが次の塁に進めるように考えていたと話しました。にもかかわらず先の盗塁事件のときのような「勝手にやってる」というコメントを出されては「ふざけんじゃないよ」と思ってしまうとのことです。

 野村氏との関係については「確執とかそんな問題じゃない。これも人間性の問題なんだと思って」「こういう監督にはぜったいなりたくないな」と話しました。

<◆時間メモ>
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・野村克也氏のつぶやき戦術
・盗塁ミス事件の真相
・森祇晶元監督の印象
・ID野球は西武の方が進んでいた?