我々が住む太陽系の水の惑星・地球。

世界中に存在する様々な自然の神秘は、見るものに地球が生きていることをまざまざと見せつけてくれます。

火山の噴火に、大規模な鍾乳洞やクリスタルの洞窟、さらには巨大な滝や美しく碧く輝く海など、地球がそして私たちが生きていることを実感させてくれる絶景が数え切れないほど存在しています。

そんな世界中の絶景と呼ばれる場所の中から、今回は地球の息吹を感じることができる場所をご紹介しましょう。

その場所とは、アイスランドのハウカダルール渓谷地域にある間欠泉です。

アイスランドの首都レイキャヴィークから東北東80キロの場所に位置しているハウカダルール渓谷には、間欠泉の語源にもなったゲイシール間欠泉(Geysir)とストロックル間欠泉(Strokkur)があります。

残念ながらゲイシール間欠泉現在は不活発で1日に3回ほどしか噴出がないため、運が良くなければその噴出を見ることはできません。

ただストロックル間欠泉は非常にアクティブで5分から10分おきに噴出するため、訪れると必ずその間欠泉の雄大なパワーを感じることができます。

この間欠泉の周囲には80度から100度になる池がいくつも存在しており、また周囲の大地から湧き上がってくるような蒸気の煙をみれば、まさに地球が生きている、その事実を強く感じることができるでしょう。

途方もない長い年月を経て、今我々の目の前にその力強い噴出を見せてくれる間欠泉。

その年月とを比較すれば、今のコロナとの共存生活はまだ始まったばかり、ということなのかもしれません。

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名称 ストロックル間欠泉(Strokkur)
所在地 Haukadalsvegur 35, Iceland (国道35号経由F333通り沿い、レイキャビークから東北東に80キロ)
開放時間 24時間