バスケス監督の就任とともにスタメンに復帰した柴崎。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 現地時間6月14日にスポルティング・ヒホンとの再開マッチに臨むデポルティボのフェルナンド・バスケス監督が、システム変更を決断したようだ。

 柴崎岳が所属するデポルティボは、新型コロナウィルスの感染拡大による中断前まで、ラ・リーガ2部で降格圏の19位。クリスマスブレイク中に今シーズン3人目のバスケス監督が就任したことで、最下位の22位に沈んでいたシーズン序盤の絶不調からは立ち直ったものの、中断直前で再失速してしまった(直近4試合は2分け2敗)。

 そこで、この中断中に手を打つ必要があると考えたのだろう。これまで主に3−4−2−1を採用していた指揮官が、“古典的な”4−4−2の変更に取り組んでいるようだ。スペイン紙『Marca』が伝えている。
 
 記事によれば、このシステムチェンジは堅固な守備を築くためのもので、2トップの採用はファンも望んでいるという。

 そしてこの変更により、「柴崎とベル・ノラスコアインが“主人公”となるダイナミックな中盤が見られるだろう」と綴っている。

 ヘタフェから加入して1年目のここまでは、チーム戦術にマッチせず、本領を発揮しているとは言い難かった日本代表の司令塔。システム変更によって輝きを取り戻すか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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