アニメに出てくるチーズのかたちをしたチーズケーキがツイッターに投稿され、「『トムとジェリー』で見たチーズ!」と、話題になっています。

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 話題のチーズケーキを作ったのは、オランダ在住のツイッターユーザー“ゆきさん”。普段はオランダにある様々な企業の社員食堂やワールドトレードセンターにて、日本食を作る料理人として働いているそうです。つまりお料理のプロ。

 ゆきさんは5月3日、「チーズみたいなチーズケーキ作った」というコメントと共に、1枚の写真を投稿しました。その写真には、丸い穴が開いた、子供の頃アニメでよく見ていたチーズの形をしたチーズケーキが写っています。

 今にもトムとジェリーが奪い合いをしそうなチーズケーキですが、いったいどうやって作ったのでしょうか?ゆきさんのツイートによると、チーズみたいなチーズケーキ(15cmの型)の材料は、クリームチーズ(300g)、生クリーム(300ml)、ヨーグルト(300g)、砂糖(90g)、レモン汁(大さじ1)、ゼラチン(12g)、食紅の黄色。

 作り方は、「溶かしたゼラチン以外は全部混ぜ混ぜ」して、「最後に溶かしたゼラチンを入れて、高速混ぜ混ぜ」。その後「冷蔵庫で3〜4時間冷やしてください」とのこと。そして、「くり抜く時はカップにお湯を入れて、くり抜きスプーンを温めながらくり抜いたら上手くいきます」と記載されていました。頑張れば、素人でもなんとか作れそうですね。

 ゆきさんに話を聞いたところ、オランダも日本と同じように学校が休校で、料理が好きなゆきさんは様々なものを娘さんと作って楽しんでいるのだとか。今回のチーズみたいなチーズケーキも、「大好きなレアチーズケーキを、いかにチーズらしく見せるか、2人で楽しく考えながら作ってみました」と教えてくれました。

 元々ゆきさんはサプライズが大好きで、子供達がビックリするようなお菓子や料理を作ることをいつも考えているそう。そのため、「毎年誕生日やハロウィン、イースターなど色々なイベントの度に何を作って家族をびっくりさせようかとワクワクします」とのこと。

 さらに、「イタズラ料理も大好きです」と話し、「子供たちが小さい頃からそんな事をしてましたので、かれこれ20年近く作っています」と話してくれました。そして、「息子の誕生日には毎年びっくりメガフードを作っています。娘が大きくなってからは、娘も一緒に家族をびっくりさせる料理やお菓子を、私と一緒に作る事も増えました」と語るゆきさん。「こんなお母さんがほしかった……」と思ったのは筆者だけでしょうか。

 今回のチーズみたいなチーズケーキについて、ゆきさんは「普通のレアチーズケーキと違い、土台のクッキーが必要ないため、非常に簡単」と言い、「難しいところといえば、やはりケーキを壊さないように穴を開ける事ですが、フルーツのくり抜き用のスプーンをお湯で温めて使うと綺麗に穴を開けられます」と教えてくれました。

 味の方も「まろやかなこってりレアチーズケーキです。息子と主人は『本物みたい!』っと言って喜んでいました」とのことなので、みなさんもおうち時間を利用して作ってみるのも良いかもしれませんね。

 ちなみに、普段のお仕事の他にも、週末はイベントなどでお好み焼きの屋台をやっているそうで、「少しずつオランダでもお好み焼きが広まってきました。微力ですが日本の食文化、日本食の美味しさをオランダで伝えられたら嬉しく思います」と話す、ゆきさん。これからも、面白くて美味しい料理で、オランダや日本の人たちを楽しませてください!

<記事化協力>
ゆきさん(@yukko_kitchen)

(佐藤圭亮)