今年1月には議員会館を訪れ、政治家転身の憶測も報じられていた本田圭佑。(C)Getty Images

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 現在の”コロナ禍”や日本政府の対応について、ブラジルのボタフォゴに所属する日本サッカー界のカリスマ、本田圭佑が持論を展開した。

 4月5日に自身のツイッターを更新し、「やるべきは自粛であり、休校であり、それらに対する徹底した国からの補償である。その補償に感謝して、コロナが落ち着いてから、皆んなで一生懸命働く」と投稿した。

 この投稿には同意する声が多く、以下のようなコメントが寄せられている。

「その3つが噛み合ってやっと収束ですよね」
「まず命!命さえあれば後に巻き返す事は出来ますよね」
「仕事があると自粛したくてもできないのが現状です、、」
「極めて良識的な意見だと思いますね」
「有名人が声を上げてくれたら嬉しい!」
「子供がいます。守りたい命があります。この声が届きますように」
 
 また、この投稿の1時間前にも、以下のようなツイートをしていた。

「休校延長の発表が今日中にあると思ってる。もし発表がなかったら、ホンマに明日から学校にいくの?親が会社にリモートワークを了承してもらえば解決します。もし会社が了承しないのであれば、その会社に未来はないし、この機会がチャンスやと思って辞めればいいだけ」

 この投稿にもフォロワーが反応。以下のようなコメントが寄せられると、本田の”本気度”がうかがえるように、次々とリプライを返していた。

「うちの2人息子、親権限で休ませようと思ってるのですがでも行かせなきゃっていう日本字固有の村社会意識もある。本当に悩んでます」との相談には、「全然気にする必要ないですよ。リターンとリスクを冷静に考えみたら、答えは出るはずです」と返答。

「リモートワークが不可能な医療関係者もいることも少し言及してもらえるとより納得できます」との意見には、「そうですよね。医療関係者の世帯には特別なサポートが必要ですね」と返信している。

「愛知県は明日から学校が始まります。不安で仕方ありません」、「同じく愛知です。知事を誰かなんとかして欲しいですね。勘弁してほしい」とのコメントには、「知事のせいにしても、状況は変わりません。休む勇気を持てばいいだけです」とリプライを送った。

 どんなことにも真摯に向き合い、躊躇することなく発信していく――。本田圭佑らしさが表われていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部