「友達にオモチャを盗まれた息子。母親を問い詰めたら...まさかの逆ギレ&謝罪拒否」(愛知県・50代女性)
自分の子供がなくしたおもちゃと全く同じモノを、近所の子が持っていた――。そんなとき、みなさんはどうするだろうか。
たとえば息子がお気に入りのトレーディングカードをなくしたとしよう。キラキラと光っていたレアなカードを、一緒に遊んでいた友達が持っていた。もしかすると、盗まれたかもしれない...。
先日Jタウンネットが、近所の小学生に息子のゲームソフトを盗まれたと訴える母親のメールを紹介したところ、全国の親御さんから似たような経験談が寄せられた。
「盗まれたかもしれない」と思っても、決定的な証拠がないと指摘できないだろう。仮に証拠があったとしても、なかなか「返して!」とは言いにくい。色々なわだかまりを残してしまう可能性だってある。
今回は、息子の大切なモノを身に着けている子を発見してしまった親や、指摘したのに逆ギレされた親の体験談を紹介する。読んでいるこちらがモヤモヤする気持ちになってしまう、そんなエピソードばかりだ。
なんだかモヤモヤする体験談ばかり(画像はイメージ)
指摘したが、それ以上言えなかった息子
まず紹介するのは、北海道に住む主婦のHさん(40代女性)のエピソード。当時、少年野球をしていた息子はウインドブレーカーを公園に置き忘れたという。
息子のウインドブレーカーが...(画像はイメージ)
「7年前の話ですが、小学6年生の息子は少年野球をやっていました。たまたま練習時間まで時間があり、直接練習に行けるように練習着を来て、息子は学校の友達と公園で遊んでいました。
暑くなって野球用ウインドブレーカーを脱いで練習道具と一緒にベンチに置いたそうです。
練習終わりにグラウンドに迎えに行くとウインドブレーカーがないと言います。息子が『公園に置き忘れた』と言うので、見にいきましたが、見つからず。野球ブランドで5000円くらいのものですが買ったばかりだったのでショックでした。もちろん持ち物の管理について息子にお説教です」
ウインドブレーカーは一体どこへ。運良く交番(?)。いやいや、なんと同じクラスの子が着ていたらしく...。
「(なくしてから)翌日、息子が習い事の時間に間に合わないので、道具を持って学校に息子を迎えに行くと、息子がなくしたウインドブレーカーを同じクラスの子供が着ているのです。
思わず『それ、どうしたの?』と聞くも『サッカーやっている、いとこに貰った』と話します。いやいや、野球ブランドの用品だから...と思ったものです。
息子に『○○さんが、あんたが失くしたウインドブレーカー着てない?』と聞くと『俺もそう思って聞いたし、ポケットの中に名前を書いているから見せてと言ったけど、見せてくれなかった。それ以上言えなかった...』と言いました」
自分のモノなのに、追求ができなかった息子。子供同士のトラブルを解決するのは難しいようだ。Hさんはこう続けた。
「頭にきましたが、子供だって公園で拾った服を着たくて着ているわけじゃないとも思います。子供が公園から服を拾って、着るなんて自分で覚えるはずないと思いましたから。親が教えているのかもしれないですね。
親は悪いけど子供は悪くないと思い、息子にも『新しいのを買ってあげるからこれ以上、誰にもこのことは言わないであげなさい』と話し、諦めました。
ただし、卒業式に配られた卒業アルバムにそのウインドブレーカーを着て写っている笑顔のあの子...。後ろめたさは1ミリもないんだな...と2度驚きました」
「うちの子供を、泥棒扱いするな」
続いては、愛知県に住む主婦のAさん(50代女性)からの投稿だ。近所の子供と遊んでいた息子が、ベーゴマのようなおもちゃ「ベイブレード」を1個なくしたという。
指摘すると、まさかの事態に...(画像はイメージ)
「子供が小学生の時、流行っていたベイブレードを買うために整理券を貰い、何時間も並びました。
近所の子と遊んで帰ってくると知らないうちに袋から1個なくなっていました。息子から『今日、遊んだ場所を何度も探した。なくなったことがショックでずっと探していた...』と言われました。私が、
『誰と遊んでたの?誰か袋を触っていた?』
と聞くと『たぶんあの子』と話すので、その子の家まで子供と行きました」
ベイブレードを持ち帰っていないか、子供と一緒に確かめに行ったというAさん。その子の親に問いただすと、逆ギレされたという。
「『(私とあなたの子供が)一緒に遊んでいたから、間違って持ち帰ってないか』と優しく母親に聞いたら『うちの子供を、泥棒扱いするな』と怒鳴られました。
しかし袋を確認したところ、入っていたんです。バツの悪そうな子供と母親。でも謝らずに『間違えておたくの子供が入れたんじゃない』と言ったことには、驚きました。
次の日、相手の母親がうちまで来たので、謝るのかと思いました。泥棒扱いされて腹の虫が収まらないらしく、私と息子に謝罪を要求してきました。
もう10年以上前の事ですが、未だにあれは何だったのか、と思います。もちろん謝罪なんてありませんでした。あれから挨拶もせず、会話もありません。もう、子供は社会人になりましたが、相手の子供が大学に落ちて浪人していると聞くと、バチが当たったんだ...と思っています」
素直に謝ればいいものを...。もしも「Aさんに泥棒あつかいされた」というレッテルを近所中にばらまかれていたら。そう思うと、しっかりと確認したAさんの肝は座っていると言えよう。
教えて!子供同士のドラブル
読者投稿フォームもしくは公式ツイッターのダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的なエピソード(どんなことが子供に起きたのか、その後親同士のドラブルに発展したかなど、500文字程度〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。